今回は、シラチャの隣町バンセンにある「地獄寺」のご紹介です!
“地獄”と聞くと怖い印象がありますが、どんなお寺かをレポートです。
最後にYoutube動画もリンク付けしておきますので、是非、合わせてご視聴ください。
1.お寺は何処にある?
シラチャ市街地からは、車で約30分間で到着します。
シラチャ市街地からロットゥーやソンテウで向かった場合は、バンセンビーチにつながるメイン通り“3137号線”にてバイクタクシーや別のソンテウへ乗り換える必要があります。
地獄寺周辺からは公共交通機関等での移動は不便を感じるかも知れませんので、自家用車で行くのが良いかと思います。
地獄寺の正式名称は、「ワット・セーンスック(Wat Saensuk)」です。
Google Mapで検索すると、直ぐ近くに「ワット・セーンスック・ワララン(Wat Saensuk Wararam)」という似た名前が出てきますので間違わないようにご注意ください。
2.どんなお寺?(1)
地獄寺は、大きく分けて2つのエリアになります。
1つ目にエリアは、地獄や天国に関わる石像が多いエリアです。約50体はあるようで、1つ一つの石造の前には“青色の募金箱”があるのですが、そこには各人物の紹介が書かれています。英文も併記されているので、なんとなくの意味は理解できます。
このエリアには、タイの徳を積む行為である「タンブン」を行うための場所もいくつかあります。魚を購入して目の前の池に放流したり、1バーツ硬貨を108個の銅の桶に入れていくスタイルなどがあります。
こちらのエリアで恐怖を感じる事は無いと思います。
2つ目のエリアの肩慣らしとして、1周してみてください。
3.どんなお寺?(2)
地獄寺としてのメインは、こっちのエリアだと思います。
入口には閻魔大王様がお出迎えで、一歩踏み入れるだけで緊張してしまいます。。。
観光地としても人気のあるお寺ですので、この入口周辺には飲食を販売する屋台が数件並び、タイの観光地でよく見かける勝手に写真撮影をされて帰路で写真購入を提案される感じでした。
中へ進むと、お寺のお坊さん達が常駐しており、参拝客へお経を詠んでいました。
お供え物やハスの蕾などの参拝セットも販売されています。
地獄を表現した場所にたどり着くまでには、お坊さんの修行風景~天国への道のりを表現した平和な感じの石像が並んでいました。
そして奥にたどり着くと、巨大な2体の石像が見えてきます。
ここのエリアは約50m程で広くはない敷地ですが、40体ほどの石像が並び、地獄での裁きの様子を表現しています。裁きの概要は、石像前の緑色の募金箱で確認できます。
想像以上に生々しい表現となっているので、正直、心臓の弱い方にはお勧めできないです、、、
私が訪問した時には、涙を流す子供もいました。
4.訪問しての感想
リゾート感覚で楽しめるバンセンエリアですが、この地獄寺はリゾートとはかけ離れた雰囲気があります。
しかし、“悪いことをしたら地獄へ落ちてしまう”ことへの理解を含め、普段の行いの大切さを身をもって実感できる場所でもあります。
バンセンビーチ周辺でお洒落なカフェに訪れ、ウォーキングストリートで買い物を楽しむのもいいですが、仏教の思考を学ぶのも大切ですね。
恐怖を感じる場所ではありますが、学びの場として訪問する事をおススメしたいと思います。
実際、お寺の2つのエリアを1周しても1時間くらいの所要時間です。
下記のリンクより、お寺の予習をしてみて下さい。
ご一読頂き、ありがとうございました。