ランサムウェアの脅威はPCに限らず、スマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスにも及びます。
OSの更新やバックアップの定期実行、そしてモバイルセキュリティソフトの導入といった基本対策を行うことで、大切なデータを守り、安心してデバイスを利用することができます。
日々進化するサイバー脅威に対して、油断せずに万全の備えを行い、被害を未然に防ぎましょう。
猛威を振るうランサムウェア「WannaCry」とモバイルセキュリティの重要性
最近、世界中で猛威を振るっているランサムウェア「WannaCry」によって、個人や企業に対するセキュリティ対策の重要性が再認識されています。
ベリーモバイルにも、モバイルデバイスに対するセキュリティ対策について多くのご相談が寄せられ、「モバイル端末もPC同様にしっかりと守りたい」という声が増えている現状です。
ランサムウェアとは、PCやスマートフォンなどの端末をロックしたり、データを暗号化して使用不能にしたりし、解除のために身代金(ランサム)を要求する悪質な不正プログラムです。
このような脅威は企業だけでなく、個人も標的とされるため、どなたでも十分な備えを行う必要があります。今回は、ベリーモバイルが推奨する、モバイルデバイスでのセキュリティ対策について詳しくご紹介します。
ランサムウェア「WannaCry」に備えるための3つの基本対策
ランサムウェア「WannaCry」に備えるための3つの基本対策をご紹介いたします。
OSを常に最新バージョンに保つ
もっとも効果的なセキュリティ対策は、OSを常に最新バージョンに保つことです。
ランサムウェアなどのマルウェアは、主にOSのセキュリティホール(脆弱性)を悪用して感染を広げます。各OSの開発元も、頻繁にセキュリティアップデートを行い、新たに発見された脆弱性を修正していますが、攻撃者は常に新しい脆弱性を見つけ出し、攻撃方法を進化させています。つまり、OSを最新に保つことで、最新の脅威からデバイスを守ることができるのです。
現在大きな被害を引き起こしているWannaCryでは、特にWindows 7の端末が狙われ、感染の98%がこのOSに集中しているという報告もあります。Windows 7をお使いの方は特に、早急なバージョンアップを強くお勧めします。最新のOSをインストールすることで、最新のセキュリティ対策が施され、リスクを大幅に低減できます。
定期的にデータのバックアップを取る
サイバー攻撃や不正アクセスが完全に防げない以上、重要なデータは定期的にバックアップを取り、複数世代での管理を行うことが重要です。
万一、ランサムウェアに感染してデータが暗号化されても、バックアップがあれば復元することが可能です。IT部門に大勢のエンジニアを抱える大企業であっても、100%感染を防ぐことは難しく、いかにして迅速に復旧できるかが大切です。
具体的には、デバイスのデータを自動的にバックアップできる設定を利用し、万一感染した場合でも、感染前の状態に迅速に復元できるようにしておきましょう。また、バックアップデータがウイルス感染していないかも確認し、世代ごとのバックアップを保管することで、正常時のデータが消失することを防ぎます。
モバイルデバイスにもセキュリティ対策ソフトを導入する
多くの人がPCではセキュリティ対策ソフトを導入していますが、スマートフォンやタブレットに同様の対策を講じていないケースが多く見られます。しかし、モバイルデバイスも不正プログラムの標的になりやすく、特にスマートフォンにはPC同様、もしくはそれ以上のセキュリティ対策が求められます。
モバイルセキュリティソフトをインストールし、ウイルスやマルウェアのスキャンを定期的に行うことをお勧めします。こうした対策ソフトは、端末に潜む不正アプリの検出やネットワーク経由での不正アクセスの防止にも役立ちます。また、セキュリティソフトには、紛失や盗難時にデバイスの位置を追跡したり、遠隔操作で端末内のデータを削除したりする機能もあるため、万一の際にも備えられます。
Wizberryのご紹介:手軽で効果的なモバイルセキュリティ
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・プロモーション
ベリーモバイル契約の企業様向け特典
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・拡張性
Wizberryの柔軟性
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マルウェアの検知と対応
ポリシー設定により、ウイルスやマルウェアの検知後の自動対応が可能。セキュリティリスクを軽減し、管理者の負担も軽減します。
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