ある日、シラチャショップのガジェットオタク一樹さんが「面白いモノを手に入れたから、スピードテストしてほしい!」ともってきたのが「LTE 4G USB MODEM」。SIMを挿入することでUSBポートさえあればどこでもWi-Fiスポットを作り出すといったアイテムです。
実際に車に載せて、シラチャからバンコク間の道中で利用してみました。
LTE 4G USB MODEM
今回はこちらの端末にtureの無制限SIMを挿入してスピードテストを行いました。実際に動画視聴を行い体感速度の感想も含めてご紹介します。
長さ9.5㎝×横3.5㎝×厚み1㎝程度のコンパクトな見た目。お値段はShopeeで300THB程度だったとのことです。
裏面カバーを開けるとSIM挿入口があり、SIMの大きさは1番大きな標準SIMサイズです。その為、普段iPhone等で使用しているSIMはnanoSIMなので、標準SIMのスロットにSIMを挿入する場合には、大きさを調整するアジャスターが必要になります。いまはほとんどのスマホはnanoSIMなので、標準SIMを見るのが久しぶりでした。
先端カバーを開けるとUSB差込口になっています。車のUSBポートに差し込むだけで利用可能になります。
差し込みすると赤いランプが点滅し始め、しばらくすると青ランプの点灯へと変わりました。青ランプになった時点で起動完了です。スマホからWi-Fiを探し、パスワードを入力するだけでWi-Fiの設定は完了です。ちなみに、Admin画面にログインすることで、SSIDやパスワードを任意にカスタマイズすることができます。
USBタイプなので、走行中だけではなく停車中や車の近くでWi-Fiを利用することができます。ポケットWi-Fiと異なり、ポートから給電されるので、充電切れの心配もありません。
シラチャ⇔バンコク間でのスピードテスト結果
ネット検索や動画視聴に必要とされているネットスピードをご参考までに先にご紹介します。
●メールやテキストなどの送信 1Mbps
●Webページや標準画質の動画の閲覧 10Mbps
ストレスなく通信を行えるスピードの目安はスマホの場合は5Mbps~30Mbps程度です。テスト結果の画像に左側に「ダウンロード」右側に「アップロード」とありますが、それぞれ利用するコンテンツは下記の通りです。
【ダウンロード】メールやLINE、動画視聴時に利用
【アップロード】動画や配信をあげる時に利用
なので、通常の生活ではダウンロード側の数値が肝になります。
●チョンブリー病院付近
●ロータスアマタナコーン付近
●バーンパコンエリア
●メガバンナー付近
●バンコク ペチャブリー通り
●アソーク
●バーンプラ
全体的に結果を見ればご覧のとおり、爆速ではなかったです。Youtubeの動画視聴は、若干画質が落ちる事がありましたが、回線が安定している間は問題なく視聴できました。iPadでYoutubeを視聴しながら、スマホを操作することもありましたが、特に検索に時間がかかったり等はありませんでした。ただし、高速道路ではたま~に動画が2,3秒止まることがありました。その際にはやはりスマホも同様に読み込みが続くことがありました。また、湖近くのバーンプラエリアでは速度の通り、動画が停止する事が他エリアよりも多かったです。
ちなみに同じSIMを5G対応のiPhone14Proにいれ、シラチャ店でスピードテストをした結果はこちら。
★車載Wi-Fiのおススメポイント★
1、スマホのデータ量を気にせず、動画視聴ができる
例えば、法人支給のスマホのみ利用している方だと、支給スマホにSIMを挿入することが禁止されている場合があります。移動時間に動画が見たいけど、会社の回線を使うのはちょっと、、、といった方は車載Wi-Fiを利用することで、スマホのデータを利用することなく、ネットサーフィンや動画視聴を楽しめます。
2、テザリングの必要なく、PCも楽々ネット接続
車内でPCを利用する場合、スマホからテザリングをされる方がほとんどです。ただし、テザリングを行うとスマホの充電の減りが早くなり、わざわざ設定でテザリングON/OFFを切り替えるのが面倒だ、と感じている方も多いとおもいます。車載Wi-Fiを利用することで、一度PCと接続さえすれば、その後は自動接続なので設定変更の煩わしさから解放されます。
また、今回ご紹介した車載Wi-FiはUSBタイプなので、そのままPCに直接挿して、Wi-Fiスポットを作り出す事もできます。車に乗ったら車載Wi-Fi、カフェではPCに直挿し等、様々なシーンで活躍してくれます。
車載Wi-Fiが気になった方はぜひ、ベリーモバイルシラチャ店へご相談ください!