LINEのセキュリティー対策

LINEのセキュリティー対策

日本人を始め、タイ人でも「LINE」を知らない方はほとんどいないと思います。
その多くの方が、“皆使っているから安心・安全と思い込んでいます”。

しかし、実際はその逆です。
悪意のある組織から見ると、ターゲットとなる母集団が大きいほど、犯罪の対象として注目されます。そのため、日頃からユーザー様自身で最低限のセキュリティー対策や知識を身に付けておく必要があります。

時々あるLINEの問題

2020年に入ってから、LINEから公式な公表が2回行われています。
1回目は、2月に公表された“LINEアカウントへの不正ログイン”(通称:アカウントの乗っ取り)です。被害を受けたユーザー数は、合計で4,225ユーザー、その内訳で日本:4,073、タイ:2となっています。
2回目は、今月(9月12日)公表された“LINEアカウントへの不正アクセス”です。
実際の被害は発生していないものの、有効なID/パスワードの組み合わせが検証された履歴がでたそうです。対象のユーザー数は、合計で73,978ユーザー、その内訳で日本:41,204、タイ:139となっています。

タイで生活をする皆様にとっても、LINEのセキュリティー管理が大切なことは、上記の数字からも伝わると思います。
最低限の対策として、下記をご確認ください。

1.パスワードの更新

もし現在のパスワードを忘れてしまった場合や、ずっと同じもの、単純な配列のものである場合は更新をご検討ください。
方法は、LINEアプリを立ち上げてから下記の手順です。

ホーム(家マーク) >歯車マーク >アカウント >パスワード >変更

2.「ログイン許可」の確認

もしスマートフォンからのみLINEをご利用している場合は、ここは念のためOFFにする事をお勧め致します。ここをONにしておくと、不正アクセスが実務として悪用された場合にご自身のアカウントへ、他の端末からログインされてしまう危険性があります。
続けて、念のため「ログイン中の端末」を選択いただき、もし身に覚えのない端末がログイン状態であれば、すぐに「すべてのサービスからログアウト」を選択ください。

3.LINEの公式アカウントの通知を信用する

LINEからの正式通知は、上記写真の盾マークのロゴになります。
もし友達を装った名義でのメッセージや銀行や公的機関に近い内容でのメッセージは疑ってください。特に、そこに掲載されているURLのクリックはしないようにご注意ください。
またIDやパスワードを聞くような質問に対しても返答をしないようにしてください。

そのようなメッセージを受け取った場合は、メッセージを長押しし、「通報」を選択することで被害拡大を抑えることに貢献いただけます。

LINEと安全に使いましょう!

LINEは便利なアプリですが、身近なツールであるからこそ最低限のセキュリティー管理が大切になります。安心してメッセージのやり取りが続けられるように、管理を続けていきましょう。

もし確認方法等でご不明点がございましたら、遠慮なくベリーモバイルへご相談ください。

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