今日はスマホのCPUについてご紹介させていただきたいと思います。
聞いたことはあるけど何なの?という人が多いのではないでしょうか?
CPUとは何?
CPUはスマホのスペック表でよく目にするけど、いまいち何のことかよくわからない、という方もいらっしゃると思います。そもそも何の略称かと言うと、Central Processing Unitの略で、日本語では中央演算装置と呼ばれます。
名前だけ聞くと理解しづらいですが、要はスマホの脳みそです。システムの処理をするパーツで、このCPUが優れていればいるほどスマホを操作したときの処理の速さが速くなり、スマホがサクサク動きます。
CPUの性能について判断する際、重要なのは「コア」と「クロック周波数(GHz)」です。
コアはスマートフォンの中心であるCPUのさらに根幹を担う部分であり、さまざまな処理を実行する役割を果たしています。
人(脳)が複数集まれば色々な作業を同時に処理できるように、コアが多ければ多いほどひとつのコアへの負担が軽減されるため、最近ではクアッドコア(コアが4つ)」「オクタコア(コアが8つ)」など複数のコアを持つスマートフォンが人気です。
クロック周波数とは、CPUが1秒間に命令を何度出せるかを表す指標です。例えば、5GHzであれば「1秒間に50億回命令が出せる」ということになります。つまりクロック周波数が高ければ高いほどスマートフォンの処理速度は上がっていくため、サクサク動くようになります。
主なメーカーとブランド
CPUには型番があり、それが高性能なCPUなのかどうか数字で比較することができます。
1.Snapdragon (Qualcom社)
型番が400番台のものがエントリーレベル。600番台と700番台はミドルレベル(700番台はグラフィックの処理がより優れています)。そして、800番台がハイスペックで、最も優れた処理機能を持っています。こちらから弊社サイトで、サムスンのGalaxy Note 20 5GのCPUの欄を確認いただくと、ハイエンドモデルの端末は高性能な800番台が搭載されていることが確認いただけます。
2.Kirin (HiSilicon社)
600番台と700番台がエントリーからミドルレベル。900番台がハイスペックレベルです。
3.Apple Aシリーズ (Apple社)
AppleのAシリーズに関しては全てハイスペックで、数字が大きいほどさらに高性能です。ちなみに、iPhone11シリーズとiPhoneSEはA13で、12シリーズからA14のCPUが搭載されています。
こちらから弊社取り扱い端末のCPUを確認いただけます!
結局スマホ選びで大事なのは?
CPUはスマホのパーツの中でも重要な要素ですが、もちろん必ずしも高性能なものでなければいけないというわけではありません。大事なのはスマホで何をするか、どのように使うのかです。
写真がきれいに撮れるスマホがいい、動画をよく観るから大きい方がいい、などなどあると思います。CPUが特に重要視されるのは、例えばゲームのような容量が大きく高負荷アプリを使用する場合です。CPUがハイスペックかつRAMの容量が多ければ、カクつくことなくサクサク動くゲームを楽しめます!
今度からはスマホをどれにするか考えるとき、CPUも参考にしてみてください!