普段、何気なくスマートフォンやタブレットを使っていて「なんとなくXXの時間帯は、通信速度が遅くなる気がする」と感じた事はありませんか?
わかりやすい例えでは、日本の大晦日で12時丁度に“あけおめメール”を送ろうとしたら、なかなか送信できない(エラーになる)という経験はありませんか。
これは同時刻にネット回線へのアクセス数が集中した事が原因です。
この現象を日頃のネット利用で感覚的に感じている方もいると思います。
今回は、「イオンシラチャで時間帯を変えて5G回線の速度を計測」してみました。
<余談>
こちらの5G回線速度は「2020年8月」に同じ場所で測定した結果です。
今回の測定では、1年前と比べて驚くほど、5G回線速度が改善されていました。シラチャ圏内での5G回線網の拡大を実感しました!
<計測内容>
場所は、イオンシラチャの駐車場入り口付近です。
夜と朝に、この場所で3回ずつ、SPEED TESTアプリで測定しました。
<結果と考察>
いかがでしょうか?
平均速度で見ると、下記です。
朝の方が若干ですが速度がダウンロード・アップロード共に速かったです。
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<夜(19:30頃)>
ダウンロード: 634 Mbps
アップロード: 91 Mbps
<朝(7:40頃)>
ダウンロード: 666 Mbps
アップロード: 100 Mbps
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イオンシラチャ周辺には、Skyコンドミニアム、サンタラ、サンシャイン、J-Townなど多くの居住施設が立ち並んでいます。
そのため、夜19:30頃は仕事終わりの方が自宅に戻り、この周辺でのネット回線へのアクセス数が増えたのだと思います。
一方、朝の時間帯は、仕事で外出済の方や朝の支度を優先してネット利用をしていない方がいると思いますので、必然的に同エリア内でネットへのアクセス数が減ったのだと思います。
結果的に、ネットのアクセス数が若干減ると考えられた“朝”の方が回線速度が速かったという事になるでしょう。
<まとめ>
今回は、時間帯で通信速度に差が出るかを数値化してみました。
若干ですが、「時間帯=エリア内での同時アクセス数」で回線速度の差は出るようです。
それよりも個人的に驚いたのは、約1年前から5G回線速度が一気に改善されたことです。
普段から「5G」表記がスマホ上で出るのは確認していましたが、久しぶりに速度測定をしてみると驚く結果になりました。
時間帯での通信速度差はあるにせよ、600Mbps以上のダウンロードが出ているため、4G回線とは比較にならないほどの爆速です。
4G接続時の場合は時間帯による速度差を感じる場合があるかも知れませんが、5G接続なら時間帯による速度差について利用者が感覚的に実感する事は無いと思います。5G回線利用であれば、基本は「いつも爆速」という感覚のままだと思います。
シラチャでの5G回線網は着々と広がり、通信速度も向上しています。
これからのモバイルライフがより快適になるのは間違いないでしょう!