【シラチャ情報】グランドキャニオン チョンブリへ行ってみた

【シラチャ情報】グランドキャニオン チョンブリへ行ってみた

今回は、チョンブリ県にあるグランドキャニオンのお話です。
写真撮影が好きな方から人気のある観光スポットです。タイの鉱物産業の情報と合わせて、ご紹介をさせて頂きます!

1. タイの鉱物資源

まずは、タイの鉱物資源について少しだけおさらいです。
鉱物資源の採掘量は年次変動もありますので、細かな事は無しにサバイ・サバイでいきましょう!
 
タイで採れる鉱物資源は、南部方面でとれる宝石(ルビーやサファイアなど)をイメージする方が多いと思います。他には、金色の仏像を街中で見ることも多いため「金」の採掘量が多く感じる方もいるかと。しかし、実際にはこれらの装飾に使われるような鉱物は統計データが取れないほど経済面では微量なのです。
 
タイの鉱物産業では、錫(すず)、石灰石、石膏、長石、珪藻土、螢石、石綿、珪砂などが知られています。
錫はタイの伝統工芸品である銀色の食器が有名ですね。石灰石はセメントの原料となりますが、タイの建造物がセメントの塊ですので国内生産量の多さも納得できます。石膏はクレヨンやチョークなどの用途に使われ、長石は陶磁器やガラスの原料になります。
 

 
タイの採掘事業は、1960年代から盛んに行われていました。タイ国内の県によって採掘できる種類や量が異なりすが、我々シラチャ民の暮らすチョンブリ県では長石の採掘が行われていました。隣のラヨーン県は珪砂の産地でした。最盛期は1988年頃〜1990年初頭のようですが、県内のリゾート開発ととともに採掘場が減っていったようです。
 
タイは国土も広いので、統計データが沢山公開されています。もしご興味あれば、是非、検索してみて下さい!

2.グランドキャニオンとは?

Googleマップで「グランド・キャニオン」と検索すると、もちろんですがアメリカ合衆国の位置情報が出てきます。しかし、「グランドキャニオン チョンブリ」で検索すると身近な場所がヒットします。シラチャの街から約40分くらいの場所です!
 

~ Googleマップ ~

 
グランドキャニオンと言えば、アメリカ合衆国の壮大な大地、そびえ立つ大きな岩山、茶色い大地をイメージするでしょう。
こんな壮大な自然が本当にシラチャのすぐ近くにあるのでしょうか、、、
しかし、今回ご紹介するチョンブリ県のグランドキャニオンは全く別物です。
 

 
そうです、、、先述の通り鉱物資源と関係するのです。
実はここは元は鉱物の採石場でした。そこに雨水が溜まり、大きな大きな水溜りとなったのです。この青い水は鉱物の成分が混ざっているのかも知れませんね。または海が青く見えるのと同じで、太陽の光は7色(赤、黄色、緑、青など)に分かれていますが、青色の光は水に吸収されず湖底の砂利から反射された事で人間の目で青く見えているのかも知れません。これは、水面まで降りないと原因がわからないというグランドキャニオンの謎です!
 
ちなみに、このグランドキャニオン周辺では採掘が続いている場所も沢山あり、道によっては大型トラックが走り、砂埃が凄いです。
 

 
グランドキャニオンの入場料は無料ですが、駐車場は20バーツです。
この20バーツの代わりと言えるかは微妙ですが、グランドキャニオンコーヒーというカフェで10バーツ引きの値引きをしてもらえます。是非、合わせて利用をしてみて下さい。
その他でかかる費用は、小さなカフェテリアで軽食を買うか、トイレ利用(5バーツ)くらいでしょう。
営業時間は、Googleマップ上では24時間営業と出ています。しかし、朝はいいですが、夜はライトアップも無さそうなのでオススメできないです。
 

 
写真映えを狙った撮影に夢中になる過ぎると真っ逆さまに落ちてしまう危険がありますのでご注意下さい。特にお子さんと行く場合は手を離さないようにしましょう。

3.Youtubeでご紹介!

グランドキャニオンは、正直、広くは無いです。目的としては、写真撮影くらいしかないです。
徒歩で歩いても撮影ポイントまで行って帰るくらいなら15分もあれば充分です。
土日祝日は観光客が集まりますが、激混みになる可能性は低そうです。
 
と言うことで、、、下記のYoutube動画でグランドキャニオンの雰囲気をお届けです!
是非、合わせてご視聴下さい。
 

~ ベリーモバイルYoutubeチャンネルでご紹介 ~

 

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