タイのプリペイドSIMカードは開通時、
パスポートなどのID情報をキャリアへ届け出る必要があります。
この本人確認手続きはKYC(Know Your Customer)と呼ばれ、
近年はオンラインで完結するeKYCという仕組みも増えてきています。
タイでは現在、通販サイトやキャリアショップ以外の店舗でプリペイドSIMを購入する際、
KYCで本人確認手続きを行う必要があり、手続きが完了するまではSIMカードを端末に入れてもネット、通話は使うことができないので、注意が必要です。
現在、市場でプリペイドSIMでKYCが不要な物も一部出回っていますが、
今後はキャリア側で法令遵守のため、この手続きが厳格化されていく予定となっています。
ということで、今回の記事では、AISキャリアのプリペイドSIMの購入後、
アクティベート完了までの登録方法をご紹介していきます。
登録作業は5分程度で簡単にできるので、是非参考にしてみて下さい。
キャリアショップ以外で購入された場合、自分で登録する必要があるため、
手順を確認しておきましょう。
【事前に準備をする物】
開通時に必要になる物は下記の3点です。
①AISプリペイドSIMカード
②利用端末(SIMフリーになっていることをご確認下さい。)
③本人確認書類(パスポート)
※パスポートはコピーでも大丈夫でした。
ちなみに、Wi-Fiは繋いでいなくても、プリペイドSIM挿入のみで登録ができました。
【登録手順】
①プリペイドSIMを端末へ挿入
※SIM挿入、交換時は端末の電源をOFFにしましょう。
この時点で端末を立ち上げると、画面上は「4G」の電波が立っていましたが、
実際はまだインターネット、通話は利用できないようになっています。
②SIM挿入後、専用サイトへアクセス
パッケージ記載のQRコードを読み取るor下記URLへアクセスします。
https://kyc.ais.co.th
※上記画像①ではQRコードが2つありますが、下段のmyAIS経由の登録はアプリのインストールが必要なため、今回は割愛し、上段の手順にて進めます。
③専用サイト上から登録
まずは言語選択の画面になります。残念ながら日本語には非対応でした。
本人確認書類は日本人の方の場合、パスポートを選択下さい。
続いてパスポートの顔写真ページを登録します。
カメラが起動するので、枠内に原本、またはコピーを収めた状態で数秒待つと、読み込まれます。
続いて顔の登録になります。こちらもインカメラが起動するので、枠内に顔を表示させた状態で数秒待ちます。
顔登録が終わると、先ほどのパスポート情報がプリペイドの電話番号と並んで表示されるので、間違いがないか確認しましょう。
上記で手続きは完了です。
登録完了後、AISからアクティベート完了のSMSが届き、通話、インターネットが使用可能になります!
【さいごに】
一部、日本で購入したAndroidスマホでタイのSIMカードを挿してインターネットをご利用頂く場合、
APN設定が必要となる場合がございます。
設定方法は別記事にてご紹介しておりますので、不明な場合は下記のオススメ記事よりご参照ください。
ベリーモバイルでは短期間ご利用頂けるSIMカードの販売も行っており、
SIMカードの入れ替えか開通手続きも店頭でサポートさせて頂きます。
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