常夏の国、タイにおいて、日本の様に寒い季節がないことから、
寒さにまつわる病気は少ないのでは、と思いきや、
意外とタイに来て風邪をひいてしまう方も多いようです。
というのも、皆さんご存知の通り、タイの気温は年中を通して高く、
特に今の季節(ソンクラーン前)は一年で最も暑くなる時期です。
そんなタイで体調を崩す原因として、屋内や車内での「クーラー(エアコン)」が大きな要因の一つとして挙げられます。
タイのオフィスやショッピングモール、BTSやMRTといった電車内、都市間移動のバスに至るまで、
基本はエアコンがガンガンにかかっています。
その他、屋台で食べた料理や海鮮にあたって胃腸炎に、という話も頻繁に耳にします。
今回の記事では、急な体調不良への対応方法について、ご紹介していきます。
【軽い症状の場合は薬局での相談も可】
体調不良時のベストな対応はもちろん、病院へ行き、診断を受けてから薬を処方してもらうことです。
お住まいのエリアで保険を使ってキャッシュレス対応が可能な病院を事前にチェックしておきましょう。
シラチャの場合は、パヤタイ病院、サミティベート病院の2院が日本人通訳も常駐していて、頼りになります。
ただ、原因が明らかなクーラー病や風邪、食あたりといった一般的な病気の可能性が高い場合、
タイの場合はまず、近所の「薬局」へ相談することもできます。
薬局には薬剤師のスタッフさんがいて、簡単な英語を話せることが多いです。
(イオンモールのMaxValue等の薬局では日本語が少しできる方がいることも)
症状と原因(わかれば)を伝えると、効果が期待できる市販薬を選んでくれます。
用法、用量もこの時に説明してくれます。
↑は私がのど風邪をひいた際に選んでもらった薬です。
日本では処方箋が必須となる抗生物質の市販薬もあったりします(!)
アレルギーがある方は購入前に薬剤師さんへ伝えておくことを忘れずに。
私もたまに風邪っぽい症状だったり、食あたりによる体調不良になることがたまにあり、
そういう時は近所の薬局で薬を買って、家で安静にしていることが多いです。
最寄りに薬局がない場合、GrabのMart機能でおつかいを依頼することもできるので、覚えておくといいでしょう。
【常備薬について】
急な体調不良等に備え、家にも薬を常備している方も多いと思います。
タイの市販薬は、日本の市販薬と異なり、薬が強かったりすることもあるので、
日本で飲み続けている薬があれば、可能であれば事前にある程度手に入れて置き、タイに持ち込みたいところです。
個人的に常備薬としてオススメなのが「タイレノール」。
一般的な解熱・鎮痛剤になります。
体調不良の応急措置として活躍します。
私もクーラーで体調を崩すことがあり、そんな時はタイレノールを飲んでいます。
日本の薬局でも売られていますが、お値段はタイの方が断然安く、セブン等でも4錠10バーツ程度で売られています。
その他下痢止めや酔い止め、塗り薬などもシラチャ市内でも比較的安く手に入るので、
必要に応じて揃えておくといいでしょう。
もちろん、市販薬で改善しない場合は病院へ行って診察を受けましょう。
【まとめ】最寄りの薬局はチェックしておきましょう
ということで、シラチャで住み始めた方や引っ越しをされた方は、
早々に最寄りの薬局や病院を確認しておきましょう。
薬局はシラチャ市内でも数は多く、
ガオキロやアサンプションといった若干ローカルな通りでも簡単に見つかります。
参考になれば幸いです。