【観光】マレーシア・クアラルンプールで芸術に触れる

【観光】マレーシア・クアラルンプールで芸術に触れる

こんにちは。
以前はマレーシアのお金事情と、クアラルンプールでの交通手段あれこれについてご紹介しましたが、今回はクアラルンプールでの観光スポットについてご紹介!
有名どころのご紹介ですが、行こうと思ってなかなか行けなかったんだよね、な方にも読んでいただきたいです!

イスラム美術館

クアラルンプールで芸術に触れられるスポットといえば、な定番の場所。
空港からのアクセスに便利な「KLセントラル駅」からが車で約5分のところにあります。

日本だとイスラム教はちょっとマイナーな宗教ではあるけど、世界三大宗教のうちのひとつで規模は仏教の約4倍。
それぞれの宗教に建築物や絵画があるように、イスラム教にも芸術作品がたくさんあります。
ここの美術館では絵画もそれなりにありますが、ほとんどは家具や当時の貴族階級くらいの人の服飾、水差しなどの装飾品が大部分を占めていたように思います。

イスラム文様がとにかく美しい

香水瓶や茶器、水差しといった割れ物の他、巨大なカーペットや家具が多く展示されています。
食器ひとつとっても細部まで細かく模様が施されており、こんなおしゃれな食器でごはん食べたら何倍もおいしくなるんだろうなーなんて思ったり。

当時の衣装もモンゴルや中華テイストを感じるけど、しっかりイスラム感もある豪華な刺繡も展示されていました。
ちょっと重そうだし暑そう。

木製の巨大な壁と扉は間近で見るとすっごく細かい彫刻が見れらます!

当然だけど小学生のときの授業でやった彫刻刀を使った版画とはレベルが全然違う!!
近くで見ると、金色の塗装がだいぶ剝げていたので、製作された当時はもっと鮮やかでギラギラしてたんだろうなって思います。

男の子でも女の子でもテンション↑↑武器展示コーナーもあり!

お皿とか興味ないよ、、、な人でも楽しめる展示エリアに「武器エリア」があります。

実際の歴史に残るような戦いで使われたと思われる銃器や刃物、甲冑や盾といったバトルアイテムがいっぱい。
中には実用性重視ではなく、式典で使うようなものもありました。

めちゃくちゃ豪華な見た目のものから、シンプルさの中にこだわりがギュッと詰まったような装飾のある武器もあり、忘れかけてた中二病が出てきそう。
他の展示物とは違って、どれも危険物なのでガラスケースに収まっているので、これでもかと顔を近づけて見ている方も多かったです。

いろんなモスクのミニチュアもある


実は大学生のころに建築デザインを専攻していた筆者。
世界各国にある様々なモスクのミニチュア模型にテンション爆上がり。
教科書に載ってたメッカのミニチュアもあり、それぞれの造形はもちろん、製作過程も想像してました。

ミニチュアだけで何時間も見ていられそうなほど、精巧に作られた模型はぜひ見るべき!!

すてきなところは展示品だけじゃない!

展示品もそれぞれカラフルだったり、造形が細かくて素晴らしいのですが、それ以外にも気が付くとけっこうすごいかも!なところがいくつもありました。

エレベーターは黒い石の壁になっており、少し遠目で見るとメッカのカーバ神殿みたいな造形になってます。

実際のカーバ神殿はこちら↓

さすがに一周ぐるっと回れるようには作られてないですし、ほんとにカーバ神殿をイメージしていたかはよく分からないですが、そうにしか見えない感じが素敵!

他に、展示室の天井はモスクのドームのようになっていました。

真下には展示品の椅子があったので、真下に立つことは難しそうですが、温かいピンクの色使いやうっすらと施されたイスラム文様が息を吞む美しさです。

おしゃれなカフェレストランもあるよ

美術館はお昼近くに訪れたのですが、ひろーい展示スペースは隅々まで見て回ってたらお腹が空いてきた!
そんな時は美術館に併設されたレストランMOZA Restaurantがおすすめ。

外観は高見え感がすごいのに、お料理は思ってた以上にリーズナブル。
マレーシア料理やインド料理、イタリアンっぽいメニューもあります。
なお、イスラム教なので、ポーク料理とお酒の提供はありません!
筆者はお酒がなくても問題ないので気になりませんが。。。
営業時間も美術館の時間よりも少し早めに閉まるのであまり影響ないかと思います。

いただいたメニューはこちら。

サモサ(7.5リンギット)

カレー味のマッシュポテト?をワンタンのような記事でカリッと揚げたもの。
ホクホクしててうまい。
カレーも辛くないので辛いのが苦手な人でも食べれるおいしさ。
冷めてもうまい。筆者激おすすめ。

ナシゴレン(24リンギット)

インドネシアやマレーシアではメジャーなメニュー。
ナシ(ごはん)ゴレン(炒める)なので、所謂チャーハンです。
謎の小魚はいい感じに辛くてうまい。
一緒に添えられたエビかカニのふんわりおせんべいもうまい。
このおせんべいは袋いっぱい食べたい。

カフェラテ(13リンギット)

普段からコーヒー派なので、コーヒー一択ですが、紅茶もあります。
選択できるのかは不明ですが、しっかり甘いコーヒーでした。
でもコーヒーの味も感じられたので良し!

他にもアップルパイやパンナコッタなどのデザートもあり、食後のデザートとして食べたかったのですが、おなかのキャパを超えそうだったので断念。
今になって無理してでも食べたかったな、なんて思ったり。

ミュージアムショップでお土産も買える

美しい芸術作品やおいしいごはんを楽しんだ後は美術館内に併設されたミュージアムショップでお買い物。

展示作品を模したマグカップやエコバッグ、コースターや持ち帰りが難しそうな彫刻作品までいろいろ。
筆者のおすすめは刀剣たイスラム文様をモチーフにしたしおり。
好みが出そうなキーホルダーみたいなものと違って、実用性もあってなにより嵩張らないのがいいところ。
紙製のものもあれば、布製のタイプもあります!

読めないけど、イスラム教をもとにしたと思われる物語の本もあるので、プラプラしてるだけでも楽しい!!

スポット情報

マレーシア・イスラム美術館

営業時間:9:30~18:00(最終入場 17:30まで)
住所:Islamic Arts Museum Malaysia, Jalan Lembah, Tasik Perdana, 50480 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia
TEL:+60 3-2092 7070
入場料:
大人 20リンギット
学生 10リンギット
6歳以下 無料
シニア(マレーシア国籍) 10リンギット
シニア(マレーシア国籍以外) 20リンギット
※現金、クレジットカードOK

MAPはこちら

公式WEBページはこちら

最後に

いかがでしたか?
筆者はマレー語も読めないですが、英語もあまり得意ではないので、キャプションに書かれた説明を熟読することはできなかったのですが、年月が経っても鮮やかな装飾や細かいデティールがとても素敵でした。
時代の流れによって移り変わっていくものになるので、訪れる前にしっかり歴史や宗教について勉強しておけばもっと楽しめたかもなぁ、とちょっと後悔。
すぐに行ける距離でもあるので、次回はもっと勉強してから違う見方ができればいいな♪

今回は芸術に焦点を絞ってご紹介しましたが、次の機会ではその他の観光スポットやお食事スポットを紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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