【2024年12月最新 完全ガイド】タイ国鉄の夜行列車でラオスへ行ってみた ⓶寝台特急乗車編

【2024年12月最新 完全ガイド】タイ国鉄の夜行列車でラオスへ行ってみた ⓶寝台特急乗車編

夜行列車に乗車したことはありますでしょうか。日本では運行本数が減少し、現在では毎日運行している寝台特急は1本となってしました。

しかし、タイでは数多くの夜行列車が運行され、タイの地方への重要な足となっております。

今回はラオスへの訪問の為、バンコクからタイ東北部、ラオスとの国境を接するノンカーイ県までの寝台特急に乗車してきました。近時リニューアルされた寝台車両がとても快適でした。

これを見ればタイでの寝台特急乗車が出来る、2024年12月最新版 チケットの購入から乗車記までを複数回に分けて完全版としてお届け!

今回はバンコクから寝台特急に乗車した様子をお届けします。チケット購入に関しては下記「あわせて読みたい」をご参照ください。

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バンコク「クルンテープ・アピワット駅」より乗車

バンコクの国鉄は従来「フアランポーン駅」が始発駅として設定されていることがほとんどでしたが、新ターミナル駅「クルンテープ・アピワット駅」が2021年に開業したことに伴い、長距離列車の多くは始発駅をクルンテープ・アピワット駅に移管しています。

今回私が乗車予定の列車番号25番 ノンカーイ駅行きの夜行列車もこの駅始発となります。

BTS Mo Chit駅からタクシーで5分ほどでクルンテープ・アピワット駅(Krung Thep Aphiwat )に到着しました。

中に入ると衝撃が、、、人がほぼいない空間が広がっており、駅の場所が間違っていたのではないかと若干不安になりました。

少し奥を歩くと乗車を待つイスや電光掲示板での時刻表示がありホッとしました。今回乗車するのは20時25分発、列車番号25番です。

チェンマイ等タイの長距離路線の出発ラッシュが続いており、いよいよ旅が始まる感じがしてきました!

改札付近には個人経営の売店が複数店舗営業しておりましたので、車内で必要なものは直前でも購入できそうでした。なお、セブン等大手コンビニはありませんでしたので、注意が必要です。

改札は20分前から始まりました。事前に購入した際に届くQRコードをかざすことで入場できます。


エスカレーターを上がり、いざホーム階へ。上がるとともに聞こえるエンジン音が心地よかったです。ホームに上がるとすでに今回乗車予定の電車が停車中でした。

号車番号はドア横にわかりやすく表示されていましたので安心して乗車することが出来ました。

車内は想像以上に綺麗で快適

乗車した際に感じた最初の印象は「綺麗」「静か」でした!埃っぽいニオイ等も一切なく、非常に雰囲気が良かったです。

壁横に座席番号があるので、いったんボックス席となっている座席へ座ります。

一時的に上段と下段の人が同じボックスに座ることになりますが、私の場合は途中駅からの乗車の方でしたので誰もいない状態となりました。

備え付けの水もあり地味に嬉しいサービスですよね!

20時25分ちょうどに特にアナウンス等もなく、ゆっくりと動き始めました。発車時は外の景色を見ていないと気が付かないとスムーズなほどで揺れ等も大きくありませんでした。

出発して5分ほどで係の人が到着し、ベッドメイキング。1分ほどで2段ベッドが完成しました。

上段は写真の通り窓が無く、揺れが大きいと言われております。下段は若干運賃が上がりますが、横幅が広いことや窓がある、移動しやすい等メリットが大きいので下段を選ぶことおススメします。

カーテンを閉めるとものすごい個室感、快適です。コンセントと読書灯もあり、スマートフォンの充電等も問題なく可能でした!

車窓を見ながら身支度を整えていると電車は1時間ほどでアユタヤ駅に到着しました。

車内探索

就寝後の車内の雰囲気はこんな感じです。車内の照明は常時転倒しておりますが、遮光性の高いカーテンがあるので問題ありませんでした。

気になる方は耳栓やアイマスクの持参をおススメします。

遅い時間に訪れたので営業してませんでしたが、日本ではほぼなくなってしまった食堂車もありました。夜は22時30分頃までの営業とのことでした。

そして気になるのが水回り、お手洗いは写真の通り電車の中としては想像以上の綺麗さでした。

写真を撮り忘れてしまいましたが、このほか洗面台が各車両に備え付けてありましたので、就寝前や朝の身支度に困ることはないかと思います。

最後に

寝台特急の車内をご案内してきましたがいかがでしょうか。

次回はノンカーイ駅到着後からタイ・ラオス陸路国境越えをお届け予定。本ブログを書いているだけでまた乗りたくなる、すごい高い満足度の乗車となった今回の鉄道旅。

ノンカーイ駅到着後からタイラオスの国境までの移動方法、出入国方法を徹底解説予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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