
タイには街のいたるところ薬局があります。
日本で見かけるようなこじんまりとした調剤薬局のような規模から、チェーン展開をしている規模の大きめの薬局まで、どこに行っても見かけます。
また、コンビニでも市販薬などが売られており、夜の遅めの時間まで営業しているところもあります。
タイで楽しく元気に過ごしていても、日本とは異なる環境に馴染む前に体調を崩したり、溜まった疲れから調子が悪くなるなんてこともあります。
そんな時に頼りたいのが「お薬」ですよね。
しかし、いたるところにある薬局も深夜や早朝は営業していないところが多く、つらい思いをすることも少なくありません。
今回は身近な「コンビニ」で購入ができる薬について紹介します!
※コンビニによっては置いていない場合もあります。
1.鎮痛剤
1-1.SARA
1シートあたり12THB程度で購入できる鎮痛剤です。
薬局などで購入できるボトルタイプは細長い錠剤ですが、こちらは円形状です。
解熱・鎮痛剤です。
その他、歯痛や生理痛にも効果ありです。
1-2.TYLENOL
1シートあたり6.5THBで購入できます。
こちらもSARA同様、解熱・鎮痛剤・歯痛や生理痛に効果ありです。
ほぼ全部のコンビニに置いてあるような気がします。
SARAと似たような薬ですが、SARAと違って空腹時に服用することも可能です。
2.咳止め
2-1.虎星標 烏色止嗽水(読み方が分かりませんでした。。。)
瓶に入った咳止めシロップです。
タイ語と漢字が書いてありますので、なんとなく読み解くことは可能かもしれません。
コンビニによってはサイズ違いが置いてあることも。
色もさることながら味も微妙。飲めない味ではないですがとにかく微妙。
元々咳をしょっちゅうしてしまう筆者ですが、ちゃんと効きました。
3.胃薬・下痢止め
胃のイラストがあるものはだいたいが胃痛、膨満感のお薬です。
3-1.air-X
18THB程度で購入できます。
膨満感や消化不良時に。
3種類程のパッケージがあります。
3-2.CA-R-BON
25THBで購入可能な下痢止め。
食あたりや水あたり等でお腹の調子が悪くなった時に。
有効成分?の炭でお腹の中の悪い菌を掃除してくれます。
4. 目薬・点鼻薬
タイのコンビニでは、目の乾燥や鼻づまりに対応する市販薬も手軽に購入できます。
4-1.Visine(目薬)
目の充血や乾燥を和らげるための目薬で、1本あたり約30〜50THBで販売されています。 パソコンやスマートフォンの長時間使用による目の疲れにも効果的です。
4-2.Drixine(点鼻薬)
鼻づまりを解消するための点鼻薬で、1本あたり約60〜80THBで購入可能です。 アレルギー性鼻炎や風邪による鼻づまりに効果があります。
5. 虫刺され・かゆみ止め
タイでは蚊や虫による刺されが多いため、かゆみ止めも常備しておくと安心です。
5-1.Mopiko(モピコ)
虫刺されやかゆみ、軽度のやけどに効果があるクリームで、1本あたり約25〜35THBで販売されています。 清涼感のある使い心地が特徴です。
6. 傷の手当て用品
小さな切り傷や擦り傷の手当てに便利なアイテムもコンビニで手に入ります。
6-1.Betadine(ベタジン)
消毒液として広く使用されており、1本あたり約20〜40THBで購入できます。 傷口の消毒や感染予防に効果的です。
6-2.絆創膏(Band-Aid)
さまざまなサイズの絆創膏がセットになっており、1パックあたり約30〜50THBで販売されています。 外出先での応急処置に便利です。
7.その他
7-1.Normal Sline Water
生理食塩水。
ケガをした際の患部の洗浄やコンタクトの洗浄にも使えますが、コンタクトの保存液として使用することはできません。
コンタクトレンズ用の洗浄&保存液の近くか同じ棚にあることがほとんど。
7-2.ヤードム(嗅ぎ薬)
タイに住んでる人のほぼ100%は見たことあるヤツ。
コンビニ以外にも薬局やスーパー等どこでも買える。
上部のフタを外して鼻に近づければ鼻詰まりの解消や眠気覚まし、気分のリフレッシュに!
下部のフタを外せば、メントールのオイルをそのまま使うことも!
マスクに1滴垂らしたり、鼻の下やこめかみに塗ることも出来ます。
Poy-SianやVapexなど、いろんなメーカーはありますが、だいたい同じ。
いかがでしたか?
薬そのものはたくさんありますが、今回はほとんどのコンビニで購入できるものに絞ってご紹介しました。
タイの薬は日本で販売、処方されている薬よりも有効成分が強めの薬が多いです。
よく効く反面、眠くなったり胃が荒れてしまったりする等の影響が出るものがありますので、用法・用量をしっかり守って服用しましょう!
また、薬を服用して改善の兆候が見られない場合や症状が重い時は自己判断はしないでお近くの病院に相談することも大事です!
それでは、体調管理には充分気を付けつつ、楽しいタイ生活を満喫しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。