
バンコクで暮らしていると、毎日のように「暑いなぁ」と感じる場面がありませんか?
通勤・通学の朝のひととき、昼間にスーパーや市場へ買い物に行く時、週末に家族と公園へお出かけする時…。どんな日常でも暑さや湿気は避けられません。エアコンが効いた室内に入るとホッとしますが、外に出た瞬間に汗が噴き出してしまうこともよくありますよね。そんな時にあると便利なのが”ハンディファン(携帯扇風機)”です。
ここ数年は日本でも人気が広がっていますが、常夏のバンコクではまさに生活必需品。旅行者はもちろん、長期で暮らす在住者にこそおすすめのアイテムです。この記事では、バンコク在住者目線で「なぜ必要なのか」「どこで買えるのか」「どんなタイプが便利か」をご紹介します。
タイ在住者にとってハンディファンが便利な理由

1. 通勤・通学の強い味方
BTSやバスを待つ時間、真昼の駅までの徒歩時間など、ほんの数分でも汗だくに…。ハンディファンがあれば、暑さによるストレスを大きく減らせます。
2. 日常の外出に活躍
近所の市場やスーパーへの買い物、ちょっとした散歩など、短時間の外出時にもバッグからサッと取り出せるのが魅力です。
3. 家族との日常シーンでも大活躍
子どもの送り迎えや公園遊び、犬の散歩など、外で過ごす時間にあると快適さが全然違います。特に子どもは汗をかきやすいので、ハンディファンを一つ持っていると助かります。
4. 停電時の安心アイテム
タイでは稀に短時間の停電が発生することがあります。エアコンや扇風機が使えない状況で、ハンディファンはちょっとした命綱。災害対策グッズとしても役立ちます。
バンコク在住者におすすめの購入スポット

✅コンビニ(7-Eleven、Family Mart)
急に必要になった時に一番便利。価格は200〜400バーツ程度と安価で、デザインはシンプル。出先で「もう無理!」と思った時の駆け込み購入にも。
✅スーパー・量販店(Big C、Lotus’s、Power Buy)
品質が安定しており、数カ月〜数年使える耐久性のあるモデルを探すならこちらがおすすめ。USB充電式や首掛けタイプなど種類も豊富です。
✅オンライン(Lazada、Shopee)
在住者に最もおすすめの方法。価格帯は幅広く、カラーや機能性も豊富。レビューを参考に選べるので失敗が少なく、まとめ買いにも便利です。セール時期を狙うとかなりお得に手に入ります。
オンライン購入時に便利な検索キーワードも載せておきます。
英語:「Handy Fan USB」
タイ語:「พัดลมพกพา」
これで検索すると、LazadaやShopeeで豊富な商品が見つかります。
個人的にお勧めはタイの無印良品のハンディファン


無印良品のハンディファン

無印良品のハンディファン
✅デザイン・携帯性
厚さ約3.3 cm、幅約6.8 cm、高さ約14.8 cm、重さ約92 gと非常にコンパクトかつ軽量で、バッグやポケットにすっきり収まります。
✅充電と稼働時間(公式)
USB-Cで約3.5時間で充電可能。風量は4段階(微風/弱/中/強)で、使用時間は以下の通りです:
・微風:約10時間
・弱:約6.5時間
・中:約3時間
・強:約2時間
✅角度調整・スタンド機能
ヘッド部分が可動し、据え置き時はスタンドとして使用可能。角度を調整して使いやすさUP。

タイの街中で購入した置き型ファン

タイの街中で購入した置き型ファン
また、ハンディタイプだけでなく、置き型のファンも在住者におすすめです。正確な価格はモデルによって異なりますが、だいたい500〜1,200バーツ程度で購入可能。特に人気なのは風量を無段階で調節できるタイプで、シーンに合わせて微風から強風まで自由にコントロールできます。
オフィスでエアコンの効きが悪い時や、自宅でちょっと風を足したい時にも重宝し、卓上に置くだけで快適さがぐっと向上します。小型ながらパワフルな風を送ってくれるので、在宅勤務や勉強のお供としてもおすすめです。ハンディタイプと併用すれば、バンコク生活がさらに快適になりますよ。
人気のタイプと価格帯(在住者の使い分け)

✅USB充電式(300〜600バーツ)
軽量で持ち歩きやすく、普段使いにぴったり。カバンに入れておいても邪魔になりません。
✅首掛けタイプ(600〜1,000バーツ)
両手が空くので、料理中やバイクタクシー移動中にも快適。長時間の外出が多い人に人気です。
✅卓上兼用型(500〜1,000バーツ)
在宅勤務のデスク上や、寝室のサブ扇風機として活躍。エアコンと併用すると体感温度がぐっと下がります。
実際に使ってみた体験談

筆者もバンコク在住ですが、首掛けタイプとUSB充電式の2種類を愛用しています。夕方の買い物や犬の散歩のときは首掛けタイプを使用。両手が空いているので便利で、体感的に涼しさが全然違います。オフィスやカフェでは小型のUSBタイプを机に置いて、パソコン作業中のちょっとしたクールダウンに。
特に、停電時にハンディファンが大活躍したこと。エアコンも扇風機も止まった中で、手元のハンディファンがあるだけで気持ちが落ち着きました。日常用としてはもちろん、いざという時の安心感も得られるアイテムだと実感しています。
バンコク生活での活用シーンまとめ

✅毎日の通勤・通学
✅スーパーや市場での買い物
✅子どもの送り迎えや公園遊び
✅バイクタクシーやソンテウでの移動中
✅自宅での短時間の停電時
✅カフェやオフィスでのプチ扇風機代わり
まとめ
バンコクで暮らすうえで、暑さ対策は「快適さ」と「健康管理」の両方に直結します。ハンディファンは小さな投資で大きな効果を得られるアイテムであり、在住者の日常をサポートしてくれる頼もしい存在です。
コンビニで手軽に買えるモデルから、オンラインで選べる高機能タイプまで幅広く揃っているので、自分のライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。きっと「もっと早く買えばよかった」と思えるはずです。