【今さら聞けない!?】スマホアイテムの選び方~充電ケーブル編~

【今さら聞けない!?】スマホアイテムの選び方~充電ケーブル編~

こんにちは。
スマホやタブレットを使っていると必ず必要になるアイテムが「充電ケーブル」と「充電アダプタ」。
購入時した際に端末と一緒に箱に入っているケーブルを使う方も多いとは思いますが、ここ数年のスマホはケーブルは入っているものの、アダプタが同梱されていないことがほとんど。
元々使っていたものを再利用することもあれば、買い替えのタイミングと合わせて新しく購入することもあるかと思います。
でも、いざ買ってみよう!と思い立って家電量販店などに足を運んでみても、種類が多すぎて「どれを買えばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。

この記事では、スマホの充電ケーブルの選び方にフォーカスをあててポイントを解説します!

コネクタの形を確認

まずは自分のスマホの充電口に合う規格のものを選びましょう。
スマホのケーブルの端子の規格は3つに分かれています。

①Lightning

iPhone14から前のモデルが該当する、Apple社独自の規格。
差し込む向きに指定がないので、差し込む前に「どっち向きかな?」なんて確認は不要!
ただ、Apple製品にのみ使用可能なので、他のデバイスと併用できないのが残念ポイント。

②USB-C

「TypeC」とも呼ばれているUSB-Cは、iPhone15シリーズ以降のモデルや多くのAndroid端末がこの規格を採用しています。
こちらの差し込む向きに指定がないのでわざわざ確認する必要もナシ!!

③Micro-USB

最近のスマホで見かけることはほとんど無くなりましたが、古めのAndroidやモバイルバッテリーなどの一部の小型デジタル機器で採用されているこの規格。
USB-Cよりも若干小さめで、表・裏と差し込む際の向きがきっちり決まっています。(台形みたいな形してます)
なので、向きを間違えた状態で無理やり差し込むとコネクタ部分が折れて故障の原因になることも、、、

ケーブルの性能と種類

「充電する線」だけではあるものの、こまかーく分けると性能が違います。

①充電専用ケーブル

100円ショップや、街中のワゴンセールなどでよく見かける価格が安いケーブルです。
「充電専用」と大きく書かれていることもあるので、PCとつないでデータ転送したり、車につないで音楽を楽しむ、といった使い方はできないタイプです。
また充電時のパワーは小さめなことが多いので、急速充電は期待できません。

②データ転送対応ケーブル

写真や動画データをPCに移行したいときに活躍するケーブル。
PCでなくても、旧スマホから新スマホへのデータ移行にも使えます。
充電専用ケーブルよりも少々価格は上がるものの、持ってて損は無いタイプです。
また、スマホ購入時の箱に同梱されているケーブルはだいたいこれ。

③高出力対応ケーブル

スマホだけではなく、消費電力が大きなノートPCやタブレットも充電可能なタイプ。
「最大〇〇W対応」「USB 2.0/3.0対応」などの表記があります。
急速充電にも対応しているので、常に充電がピンチですぐに回復したい!な方や、タブレットやPCと兼用で使いたい!な方におすすめ。

ケーブルの耐久性

家電量販店などで見かけるケーブルもよく見ると太さやケーブルそのものの質感の違いがありますよね。
実は、ケーブルの素材によって耐久力に違いがあるんです。

①ナイロン編みタイプ

よーく見るとロープのように編み込まれた見た目をしているケーブル。
グニャグニャ曲げる動きに対する耐久テストをされていることが多く、断線に強くて長持ちしやすい傾向にあります。
旅行や出張はもちろん、普段の外出に持ち出したいときに持っておくと吉。

②普通のビニールタイプ

ナイロン編みタイプと比較すると価格はだいぶ安いけど、線が細く、曲げたり引っ張ったりする動きが原因で少し劣化が早いタイプ。
傷みやすい傾向があるので、デスクの上やベッドサイドなど、大きく動かしたりしない場所で使う場合におすすめです。

【おさえておくべきポイント】
毎日持ち歩くなら「ナイロン編み」、自宅用なら「安いタイプ」でもOK。

ケーブルの長さ

長ければいいってもんじゃない!!
ケーブルは用途によって長さを使い分けるとモバイルライフがスマートに!

①0.5m以下

モバイルバッテリー用として利用する上でちょうどいい便利な長さ。
その他、充電アダプタやUSBの差し込み口からの距離がほとんど不要なものに使うとごちゃっとならずに済みます!
ちなみに筆者はAppleWatchやMacのBluetoothキーボードの充電に使っています。

②1m前後

スマホに同梱されることが多い、最も一般的な長さ。
短すぎでもなく、長すぎでもない長さなので、ベッドサイドやデスクに最適な長さです。
素材などの種類が豊富なのも特徴です。

③2m以上

ソファでゴロゴロしながら、やベッドから離れて使いたいときに便利な長さ。
またはコンセントが少ない、距離が遠い、な環境でもカバーできる長さなので屋内だけでなく、車載用としてもおすすめ。

ケーブルの対応W数

ケーブルを正しく快適に使っていくためにも、「対応W数」の確認も必要になってきます。
アダプタ側の対応W数が大きくても使用するケーブルの最大出力が小さいと、最大限のパワーを発揮できません。
(アダプタ側:30Wの出力、ケーブル側:20Wまでの対応 の場合は20Wまでしかがんばれません)
アダプタ側出力=ケーブル側対応W数 であることで本来の性能を発揮できます!

①20W対応ケーブル


スマホの急速充電には充分なパワーです。

②60W対応ケーブル


スマホはもちろんのこと、iPadなどのタブレットや小型ノートPCへの充電も安心して利用OKです。

③100W対応ケーブル


MacBook Proなどパワーの消費が大きなノートPCでもOK。

スマホだけで使用する分なら20W以上あれば充分です。
もし、スマホと兼用してタブレットやPCも同時に使いたい!な場合は「60W or 100W対応ケーブル」を選ぶと安心!

【まとめ】購入時のポイントは??

ノーブランド品だったり、極端に価格の安いケーブルは「充電がめちゃくちゃ遅い」「断線などですぐ壊れる」「発熱の危険」などトラブルのもとになる可能性あり。
できれば、Anker・UGREEN・Belkinなど、そこそこ名の知られた信頼できるメーカーを選ぶと安心です。

ケーブルの身近なギモン

Q:同じ「100W対応ケーブル」でも値段が違うのはなぜ?

A:充電速度だけでなく「データ転送速度(USB 2.0 / 3.0 / 4.0といった規格)」や「耐久性(素材の違い)」で差が出ます。
また、性能はほとんど同じでもメーカーのブランディングで価格が違うこともあります。
その他、過電流保護・発熱対策のような安全機能の有無によっても変動します。

Q:iPhoneとAndroidを両方持ってるけど、なるべく少ないケーブルでスマートにできる方法はある?

A:USB-C to Lightningケーブルや変換アダプタを使えば、スマホ側の差し込み口を付け替えるだけで済むので、持ち歩くケーブルが1本になってスマートに!
また、「3in1ケーブル(Lightning+USB-C+Micro-USBが一体型)」もあり、1本のケーブルから3種類の形状に枝分かれしているものもあります。

Q:ケーブルはどれくらいで買い替えるべき?

A:買い替えをするにあたって明確な期間は特にないのですが、ケーブルが以下の状態になっているときは買い替えのタイミング!
・中身の線が見え隠れしている
・スマホに差しても充電ができず、あれこれ向きを変えないと充電できない
・とんでもなく発熱してる!なとき
「まだ使えると思うけど、ちょっと不安」となるようであれば早めの買い替えをおすすめします!!

最後に

いかがでしたか?
「たかがケーブル」といっても調べてみると意外に奥が深いものでしたね!
スマホをより安全・快適に使うにあたって、購入時は自分の利用する用途などを見直してから選んでみると失敗も少なくなるかと思います。

ぜひ、ご自身にぴったりなケーブルを探す際のヒントにしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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