育児に欠かせないアイテム「ベビーカー」。新生児ならまだまだ抱っこでいけますが、どんどん成長するわが子。出産する前は、「タイは段差も多いし、基本車移動だからベビーカー必要ないんじゃない?」と思い購入していませんでしたが、生後2ヶ月を迎えたあたりで迷わずベビーカーを購入しました。
タイではデパートの赤ちゃん用品売り場や子供用品専門店でベビーカーを取り扱っていて、人気の海外ブランドCybex、Nuna、Joolz等のベビーカーを購入することができます。ただ、日本で販売しているモデルとは若干異なっていたり、機能も英語やタイ語表記のため比較するのが面倒となり、我が家では日本のオンラインで購入して、タイへの輸送サービスを利用して運びました。
さて話はそれましたが、冒頭にも記載しましたがタイの道は本当に段差だらけで、なんなら歩道がない道も多く、普通に歩くだけでも躓くという茨の道。ベビーカーを押しているお母さんを見るたびに、「大変だろうな」と思っていましたが、実際に自分がその立場になると、本当に道を選ばないといけなくて大変。(選んだところで詰む場合も多い)
そこで、今回はシラチャのロビンソンからベリーモバイルショップの歩道をチェックして、どこがベビーカーが通れる道か調査してみました。
KEENからRobinsonへの道
日本の方が多く住むCitiresortやKeenからロビンソンにはベビーカーを押していけるのでしょうか?最初に結論を伝えると「ほぼ無理ゲー」です。
Keen横のTops前に歩道橋があり、ロビンソンの出入り口に繋がっていますが、Keen側が階段しかないため、ベビーカーでは通ることができません。

以前はKeen側に住んでいた方も、「ご飯や飲みに行く時にこの歩道橋を渡るのが怖いし疲れる」と言って、ロビンソン側に引っ越しをしたという方もいるぐらいです。階段の段差の高さが不揃いなので、結構躓きます。
また、横断歩道はありますが、日本と違い横断歩道が青になったからといって全ての車線の信号が赤になるわけではなく、どちらからともなくバイクや車が走っています。スクンビットは片側3車線の交通量が多い道。車やバイクがいない隙を狙って小走りで横断歩道を渡るという状態で、大人一人が渡るにも結構危険な横断歩道に仕上がっています。
Robinson出入り口
さて、なんとか無事にロビンソンに到着した場合、どこの出入り口から出られるのか。こちらも検証してきました。階段を使わずに外に出られる出口はこちら。

TOPS手前にある眼鏡屋近くの駐車場出口から出るとスロープがあり、右に曲がると段差なしでベリーモバイル前の道に出ることができます。ただし、駐車場の入り口の道路を歩くことになるので、こちらも時間帯によっては交通量多めです。
ちなみに、他のロビンソンの出入り口はスロープなしの階段となっているので、ベビーカーでの出入りは厳しいです。なんせ1997年に建てられたデパートなので、あまりバリアフリーの概念は当時なかった模様。最近できたセントラルはレンタル車椅子が設置されていたりするので、段差が多いのは「時代」が一つの要因のようです。

Robinsonからベリーモバイルへの道
さて、駐車場出口からロビンソンを出た後はセブンイレブンが見えるので横断歩道を渡ります。
ここには交通整理スタッフの人がいるので、横断歩道待ちの歩行者がいる場合、車を停めて渡らせてくれます。ただしここも赤矢印の箇所が段差になっているので、歩道に上がる場合にはベビーカーを持ち上げる必要があります。

白黒の方の横断歩道はパシフィックホテルの駐車場に繋がっている道なので、ここも3方向から車が来るので注意して渡る必要があります。
そして、ベリーモバイルシラチャ店では今までスロープを設置していなかったため、ベビーカーをご利用のお客様には入退店時にベビーカーを持ち上げていただく必要がありました。特に、お子様連れのお母様がお一人で来店される際には、ご不便をおかけしていることがちらほら…
しかし!先月、スロープを設置したので、これからはベビーカーをご利用のお客様にとってより快適にご来店いただける環境になりました!ただ、横幅が47センチ程のスロープになるので、A型ベビーカーをご利用の方にはちょっと心もとないものになってしまったのが反省点。
(スロープのアピールみたいになってしまいましたが、どんな経路だったら来店できるかなって調べたかっただけで、宣伝したくてこのブログを書いたわけじゃないんです…。)

よければ道路側にも設置したので、ベリーモバイルへの来店ではない場合でも使ってください。
その他
他にも、ロビンソン横に簡易郵便局やタイ人に人気のバミー屋がありますが、ここの道がとにかく狭い上に、目の前の道がバイクの駐輪場になっているので、ベビーカーでの来店はおすすめしません。

また、ベリーモバイルを超えた先に日本語通訳の人が常駐していて私も頻繁に訪れるパヤタイ病院がありますが、ここも歩道はでこぼこが激しく段差があるので道路を使うことをオススメします。

街中で結構人も歩いているエリアになるので、そこまでスピードを出している車もいませんが、歩道がなく道路の両端が駐車場になっている道が多いので、車が両方向から来た際には結構歩ける幅も狭くなります。
もう少し道が整備されればベビーカーを押して街中のお散歩を楽しみたいところではありますが…今後に期待です。