パタヤ南部に位置するジョムティエン(Jomtien)は、タイ在住のロシア人やロシア人観光客が非常に多いエリアとして知られています。
パタヤ中心部とはまた違った雰囲気を持ち、街を歩いているだけでも「ここは本当にタイ?」と感じるほど独特な空気があります。
実際に散策してみると、ロシア料理レストランやカフェ、バーが多く、ロシア語だけで書かれたメニュー表や看板を頻繁に目にします。
英語表記すらなく、完全にロシア人向けというお店も少なくありません。
そんなジョムティエンの中で、今回は海にも近いローカルナイトマーケット
プラタムナック市場
を訪れてみました🌙✨
<プラタムナック市場>
場所:Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
営業時間:毎日 12:00 ~ 深夜1:00


まず印象的なのが、市場の入口。
市場名は英語とロシア語のみで表記されており、日本語やタイ語は見当たりません。
入口に立った瞬間から「ここは完全に外国人向けのマーケットなんだな」と感じさせてくれます。



市場の構造はとても分かりやすく、中央にビアガーデンがあり、
片側にはレストラン・屋台エリア、もう片側にはお土産や雑貨、ちょっとしたショップが並んでいます。
広すぎず狭すぎず、散策しやすいサイズ感なのも好印象です。

さらに驚いたのが、子ども向けのキッズスペースがしっかり設けられている点。
ジョムティエンはロシア人観光客の中でも家族連れが非常に多いエリアのため、
子どもたちが安心して遊べる空間が用意されているのは、とても合理的だと感じました👨👩👧👦

訪問した日は平日でしたが、来場者の約90%はロシア人または欧米系、
残りの約10%ほどが中国人観光客という印象。
この日は日本人観光客の姿はほとんど見かけず、かなり珍しい環境でした。

[UNIQUE]….?
<ビアガーデン体験>


市場の中心にあるビアガーデンでは、比較的リーズナブルな価格でお酒を楽しむことができます🍺。
屋外席が中心で、夜風を感じながらゆったり過ごせるのが魅力です。

このビアガーデンでは、毎日ライブ演奏が行われています。
演奏される曲はすべて英語の楽曲で、タイ語の曲は一切なし。
しかも、チップ不要で曲のリクエストが可能という珍しいスタイルです。
歌手の方も
「チップはいらないので、どんどんリクエストしてください!」
と明るく声をかけ、場の雰囲気を盛り上げていました🎶
<思わぬ出会いと国際交流>

ビールを片手に音楽を楽しんでいると、隣のテーブルに座っていたロシア人家族と自然に会話が始まりました。
簡単な英語と少しのロシア語を交えながら話してみると、
毎年1回、3人家族でパタヤ・ジョムティエンを訪れているとのこと。
今年でなんと3回目のリピート旅行だそうです。
話が盛り上がり、写真をお願いされて一緒に記念撮影📸
こうした偶然の交流こそ、ナイトマーケットならではの楽しさだと感じました。


さらに驚いたのは、「免税店で買ってきたから」と勧めてくれたお酒。
オーストリア産のリキュールで、アルコール度数は60%という強烈な一本でした🥃
ロシア文化では「出されたお酒を飲み干してこそ本当の友達になる」という話を聞いたことがあったので、
覚悟を決めて一気に飲むことに…。
意外にも味はすっきりしていて、60%とは思えない飲みやすさだったのが印象的です。
<まとめ>
シラチャのように日本人に馴染みのある街とは違い、
ジョムティエンは西洋系・ロシア系居住者が多い、非常に個性的なエリアでした。
ロシア料理レストランも多く、食文化の面でも新鮮な発見がありますし、
片言のロシア語や英語でも、外国人同士の距離が近く、友達を作りやすい雰囲気がありました。
いつもとは少し違うパタヤを体験したい方、
ローカルで国際色豊かな夜を楽しみたい方には、
ジョムティエンのプラタムナック市場はとてもおすすめです✨
