タイ・チョンブリ県バーンセーンにある少し変わったお寺、
ワット・セーンスック(Wat Saensuk)をご存じでしょうか?
ここは別名「地獄寺院」とも呼ばれ、正式には
The Buddhism Garden of Truth(Hell Zone)と案内表示がある、
仏教の“地獄観”を視覚的に学べるユニークな寺院です。
バンコクから車で約1時間半。
シラチャからならさらに近く、週末ドライブにもおすすめの観光スポットです。
■住所:150 Bang Saen Sai 2 Rd, Saen Suk, Chon Buri District, Chon Buri 20130
■営業時間:毎日 6時00分~18時00分
■入口

ワット・セーンスックとは?
ワット・セーンスックは、仏教の教えを分かりやすく伝えるために作られた寺院です。
特に有名なのが、境内に広がる「地獄ゾーン」。

入口には
“The Buddhism Garden of Truth (Hell Zone)”
と書かれた看板があり、ここから独特な世界が始まります。
タイ仏教では、悪い行いをした者は死後、地獄で罰を受けるという思想があります。
この寺院ではその様子が、等身大どころか巨大スケールの像で再現されています。
衝撃的な地獄の光景


境内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは
細くやせ細った巨大な亡者の像。
舌を長く伸ばし、苦しそうな表情を浮かべています。
周囲には罪人たちが罰を受ける様子がリアルに表現され、
まさに“地獄絵図”そのもの。
とはいえ、ホラー施設というよりは
「善行を積みなさい」という教えを伝える教育的な空間という印象でした。
小さなお子様は少し怖いかもしれませんが、
タイの仏教文化を理解するうえでは非常に興味深い場所です。

(かなり残酷な像が多いため、写真をすべて掲載できませんでした。)
巨大な笑う仏像

地獄ゾーンを抜けると、
大きな布袋様のような笑顔の仏像が現れます。
ユーモラスな表情で、どこか中国的な雰囲気も感じられます。
足元には「天国」と「地獄」を意味する表示があり、
人生の選択を象徴しているようにも見えました。
善悪の対比を視覚的に体験できるのも、この寺院の特徴です。
まるでテーマパーク?


境内の一角には、スパイダーマンやハルクなど、
現代的なキャラクター像が並ぶエリアも。
伝統仏教とポップカルチャーが混在する光景は、
まさに“タイらしさ”全開。
厳格なお寺というより、
地域に開かれたユニークな宗教公園という印象でした。
美しい本堂と仏塔

そして忘れてはならないのが、
エメラルドグリーンと金色が美しい仏塔。
青空とのコントラストが非常に美しく、
思わず写真を撮りたくなる絶景スポットです。
地獄ゾーンのインパクトが強いですが、
本堂周辺はとても静かで荘厳な雰囲気。
同じ敷地内に“恐怖”と“静寂”が共存しているのも、
この寺院の魅力と言えるでしょう。
池の魚に餌やり体験

境内には大きな池があり、
大量のナマズが泳いでいます。
餌をあげることもでき、
地元の方や観光客で賑わっていました。
観光地というより、
地域密着型のお寺という温かさも感じられます。
まとめ
ワット・セーンスックは、
✔ タイの地獄思想を学べる
✔ 写真映えする巨大像が多数
✔ バーンセーン観光の穴場スポット
✔ シラチャから日帰り可能
という、非常に個性的な寺院です。
正直に言うと、最初は「ちょっと怖い…」と感じました。
しかし歩いているうちに、
「悪いことをしないで、善い行いを積みなさい」という
シンプルで強いメッセージが伝わってきます。
シラチャやチョンブリにお住まいの方、
バンコクから少し足を延ばして観光したい方にもおすすめです。
一度訪れてみると、
きっと忘れられない体験になりますよ。