OS更新をしていますか?
お客様からのお問合せで、「OS更新は、モバイルデータ利用でも大丈夫?」と聞かれることがよくあります。
今回は、OS更新時のデータ消費量を検証してみました。
まず、大前提としては「Wi-Fi接続でのOS更新を推奨」します。
モバイルデータの高速データ通信枠を消費してしまう懸念点もありますが、OS更新の時間を短縮するためにもデータ通信速度が安定しているWi-Fiがお勧めです。
OS更新には大きく分けて2種類あります。
1つ目は、「マイナーアップデート」です。
「iOS 14.XX」のように、小数点が加わる事があります。これはシステムの部分更新のため、マイナーアップデートになります。
2つ目は、「フルアップデート」です。
「Android OS 10 > Androis OS 11」や「iOS 13 > iOS 14」のように、大元の数字が変更する事です。
これはシステム全体を改修するアップデートになるため、更新後のディスプレイ表示が大きく変更されたり、新しい機能が追加されたりします。
<検証結果>
いかがでしょうか?
マイナー更新となった「iPad OS」では、データ消費量が約1.3GBでした。
一方、フルアップデートをしたAndroid OSでは、データ消費量が約2GBでした。
このようにOSアップデートの種類によって、データ消費量が大きく異なる事がわかりました。そのため、SIMカードの月額プランの高速データ枠も1回で大量消費されてしまうため、基本はWi-Fi経由がいいですね。
iPhoneでもAndroidスマートフォンでも「Wi-Fi接続時に自動更新」の設定がありますので、是非、お手元の端末でも確認してみてください。
ちなみに、、、モバイルデータ通信では待ち時間は約1時間と非常に長かったです。
マイナーでもフルアップデートでも、モバイルデータ通信を利用する場合は時間に余裕をもって行いましょう。
以上、検証結果のご報告でした。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。