タイでは2022年6月1日より、PDPA(個人情報保護法)が施行開始されましたが、皆様の企業では、情報漏洩に対して、具体的な対策は取られておりますでしょうか?パソコンへのセキュリティ対策はされていないことの方が珍しいかと思いますが、スマホへの対策はされていないことも多くあります。
ただ、実は端末の紛失・置き忘れは、法人における情報漏洩の原因として最も多いという統計があります。また、5人に1人がスマホを紛失した経験があるという統計もございます。お客様の連絡先や、お客様とのやり取りが確認できるスマホを紛失してしまうことは、情報漏洩に繋がりますが、紛失はいつ誰がしてもおかしくありません。
そこで、実際に紛失してしまった場合は、どのような対応が出来るのかご案内させていただきます。
1.端末の紛失に気づいたら
スマホの紛失に気づいたら、まずは回線の停止をキャリアに依頼します。紛失するスマホの中には、恐らくSIMカードが挿入されたままなので、電話番号を悪用されてしまう恐れがあります。しかし、回線を停止することにより、端末の中にあるSIMカードは、通信・通話ができなくなり、その番号を悪用されるリスクを回避することができます。回線の停止後は、端末が見つかるかどうかで、対応が異なります。
■スマホ盗難・紛失時
① 端末を発見したら → 回線を再度開通するようキャリアに依頼
② 端末を発見できず → 番号はそのままで、SIMカード再発行 → SIMカードが届いたら、開通の依頼
ただ、端末をどこで無くしたか、ある程度の検討はついても、見つけられる保証はありません。また、端末を第3者が見つけて悪用しようとした場合、SIMカードの番号の不正利用は防げても、端末内のデータにアクセスされる可能性もあります。そこで、ベリーモバイルでは、端末紛失時の情報漏洩対策として、ベリーモバイルご契約法人様に「あんしんサービス」を無料でご提供しております。
2.あんしんサービス加入の場合
「あんしんサービス」とは、リモートで端末ロックやワイプ(データ初期化)をサポートする、端末紛失時の情報漏洩対策です。この「あんしんサービス」に加入されている場合は、下記の対応が可能になります。
■ スマートフォン盗難・紛失時
① お問合せ頂き、弊社にてリモートで端末ロックをサポート
– 端末のエンドユーザー様と、ご契約ご担当者様からのお問合せに対応
– エンドユーザー様のお名前・端末モデル・IMEIの3点をご教示いただき、弊社側で登録された情報と一致すれば、端末を遠隔でロック、画面上に端末届け出先の表示を行います。
※端末モデル例:iPhone SE3 128GB Starlight
※IMEI:端末の識別番号
② お客様のご希望により、弊社にて端末のワイプ(データ初期化)をサポート
– ご契約ご担当者様からのお問合せのみ対応
– エンドユーザー様のお名前、端末モデル、IMEI、電話番号、エンドユーザー様のE-mailアドレスの5点が、弊社側で登録した情報と一致すれば、端末内のデータを遠隔で初期化します。
※いずれの対応も、通信が繋がっていることが条件となります(リモートロック・ワイプ時、通信が繋がっていなければ、次に繋がった時点でロック・ワイプが実行されます)
このように、あんしんサービスがあれば、回線の不正利用を止められるだけでなく、端末内のデータを悪用されるリスクも軽減することができます。
3.まとめ
冒頭でもお伝えした通り、スマホを紛失することは珍しいことではなく、しかも一回の紛失が不正利用や顧客・自社のデータの流出などに繋がってしまう恐れがあります。「あんしんサービス」は、その対策を弊社が無料で(ベリーモバイル回線契約の場合)代行するサービスですので、ぜひご活用くださいませ。
ベリーモバイルでは、皆様の快適なモバイルライフをサポートさせて頂いております。ご不明な点がございましたら、下記までお問合せ下さい。
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