スマホ紛失!?盗難や紛失時の対策を考える
今年の1月、シラチャで働いていた際のお話です。
仕事を終え、バイクタクシーで帰宅していました。
帰宅後、自分のスマホが見当たらず、おやっと思い、荷物の中をひっくり返すも、出てこず。
職場に忘れたか、道中で落としたかは、この時点ではまだ不明でした。
※自分はスマホを2台持っており、見つからなかった端末はプライベート用のものでした。
【なくしたかな?と思ったら....】
それまでスマホを無くした経験がなかったので、いきなりのことで若干焦っていましたが、まずは冷静に、会社の携帯から自分の番号へ発信してみます。
すると、コールがならず、自動音声に。家の中にはなさそうな予感。
Xiaomiのスマホで、予めMiアカウント(メーカー固有のサービスが受けられるアカウント)を作成していたので、PCからログインし、ロケーションの追尾が可能なことを思い出します。
早速ログインしてみると、最後に電波を拾った場所が出てきました。
(落ちた時の故障などで電源が落ちたり、ネット接続が切れると、ロケーション情報は最新の物が反映されません。)
位置情報は職場と自宅の中間程で停止しているようでした。
端末の電源は入っていないのか、1点でじっと止まっています。
どうやらバイクタクシーに乗っている間にポケットから落ちてしまったようです。
その後、一旦地図上のポイントへ行ってみましたが、夜で暗いこともあり、見つかりませんでした。
そもそも電波が入らない状態なので、もしかするとどこかへ持って行かれてしまっている可能性もあります。
デバイスをロック(開こうとするとパスワード入力を求める画面を出すように設定)し、画面上に「この端末を拾ったら〇〇までお電話ください」と英語でメッセージを表示するように設定し、その日は諦めて就寝することに。
【その後の顛末】
次の日も仕事だったため、朝出勤すると、なんとスマホを拾ったタイ人の方から電話が入ってきました。
その上、丁寧に職場の近くまでバイクで届けてくれたのです。
スマホはバイクから落ちたため、カメラレンズがバキバキに割れ、ギリギリ動いている、といった状態でしたが、
親切な方に拾われたのは幸いでした。
丁重に御礼をさせて頂き、一件落着。
(ちなみにその日に普通に不注意で机から床に落としてしまい、とどめを刺してしまったようで、スマホはあえなく使用不可となりました…)
ただ、バックアップも取っていたことと、タイの方の優しさに触れることもできたので、良しとしておきます。
【紛失時の対応】
さて、基本に立ち返ますが、スマホを無くした場合はどうしたらいいのでしょうか。
① 回線の一時停止(キャリアへ依頼)
紛失・または盗難が濃厚になった場合、まずは不正利用を防ぐべく、SIMカードの発着信を止めましょう。
依頼は契約キャリアへ連絡をすることで停止が可能です。
ベリーモバイルで契約頂いている回線はサポートデスク(24時間日本語対応)までご連絡下さい。
② ロケーション追尾の方法を模索
iPhoneであれば「iPhoneを探す」機能、Androidの場合、各メーカー固有のサービスでロケーション追尾等が可能な機能が付いていることがあります。
<端末が見つかった場合>
その後、端末が出て来た場合は一時停止した回線を再度開通する必要があるので、上記同様契約キャリアへ連絡します。
<端末が見つからなかった場合>
不幸にも端末がどうしても出てこない場合、機種変更で別の端末へ買い替えることが必要に。
SIMカードについては、電話番号を変えることなく、再発行して新端末で引き続き使うことができます。
ベリーモバイルではSIMカードの再発行は無償で承ります。
また、旧端末のデータバックアップを取っている場合、データの復元が可能な場合もあります。
【転ばぬ先の杖:紛失前に準備しておきたいチェックリスト】
「その日」はいつも急にやって来ます。
スマホを無くして大事なデータが手元に残らない、となると、ダメージも大きいです。
そこで、紛失に備えた事前準備をまとめてみました。
● 大事なデータのバックアップ
本体に保存されているデータのバックアップは定期的に取っておくことが推奨されます。
自宅PCと優先でつなぎ、物理的なHDDへ保存する方法、最近であればCloudサービスにバックアップが取れるケースも多いです。
最後に取ったバックアップまでが復元可能となるので、データが増えて来たな、と思ったら、都度バックアップを取っておきましょう。
Apple IDや各SNS等、ログイン情報(IDやパスワード)もわかるようにしておきましょう。
● LINEのトーク履歴バックアップ、アカウント確認
LINEを使用されている方は、トーク履歴はLINEのアプリ上から取っていきます。
また、端末紛失後、別の端末で同じLINEアカウントを引き継ぎたい場合、
事前にアカウント情報を確認しておくといいでしょう。
LINEの「ホーム」 > 「歯車マーク」 > 「アカウント」へと進めて行くと、
「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」の3項目が出てきます。
上記の3項目の登録が済んでいない場合、なるべく早めに最新の情報を登録しておきましょう。
そうすることで、新端末から同じアカウントへログインできるようになります。
(新端末からログインした場合、旧端末のLINEアカウントは自動的にログアウトされます。)
● ロケーション追尾機能の確認
前出のロケーション追尾の機能が使用中の端末についているか、確認をしておきましょう。
Androidのメーカー固有サービスに関しては、メーカーによってできること、できないことが微妙に違っていたりします。
【ベリーモバイルサービス:あんしんサービスのご紹介】
紛失、盗難に関しては、特に会社支給の端末の場合、顧客情報や内部機密情報など、業務上で大事なデータが沢山入っている場合が多いのではないでしょうか。
ユーザーによってモデルが違ったりすることも多々あり、社員数や支給台数によっては、総務、Admin部署でも完全に把握をすることは難しい場合もあります。
そんな時のためにベリーモバイルでは、法人様サービスとして、「あんしんサービス」を提供しています!
本サービスでは、今回の記事のような紛失等の際、弊社へのお電話一本で端末のリモートロック、リモートワイプ(初期化)、ロケーション追尾が可能となっています。
端末モデルを問わず、iPhone、Androidの両OSに対応。
サポートデスクは24時間対応のため、夜間の紛失の際も、「あんしん」です。
通常1台につき400THB/月でご提供しているサービスとなりますが、ベリーモバイルで回線契約を頂いている法人様の場合、何台登録しても無料にて提供させて頂いております!(初回登録時、3,000THBの事務手数料が発生します)
タイでもPDPA(個人情報保護法)が施行されています。情報漏洩対策がお済みでない法人様は、是非ご検討下さい。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
もちろん、紛失しないに越したことはありませんが、もしもの時のため、大事なデータを保存している場合は定期的にバックアップを取っておきましょう。
スマホ、回線以外のセキュリティ対策についても、ベリーモバイルまでお気軽にご相談下さい。