
シラチャでの出産を検討中の皆さん、実際の病院事情や費用について気になりませんか?私は2025年にシラチャのサミティヴェート病院で出産を経験しました。
日本語通訳のサポート体制、充実した設備、そして気になる出産費用まで、実際に体験したからこそ分かるリアルな情報をお伝えします。病院選びのポイントや保険の活用方法、快適な病室環境など、これからシラチャで出産予定のママさんの参考になれば嬉しいです!
🏥 シラチャの病院選び
シラチャには日本語通訳が常駐している病院が2つあります。ロビンソン近くに位置する「パヤタイ・シラチャ病院」と「サミティヴェート病院シラチャ」です。
私は最初、家から徒歩で行けるパヤタイ病院に通っていました。しかし、当時NICU(新生児集中治療室)の医師が不在とのことで、もし赤ちゃんがNICUに入ることになった場合、赤ちゃんだけサミティヴェート病院に転院になるという説明を受けました。母子が離ればなれになることを避けたかったため、妊娠5ヶ月でサミティヴェート病院へ転院することにしました。
✨サミティヴェート病院の母子手帳が素晴らしい!✨
サミティヴェート病院でもらえる母子手帳は日本語と英語の併記で、初めて見たときは本当に感動しました。月齢別の体重や身長、頭囲の成長曲線はもちろんのこと、日本での予防接種とタイでの予防接種の比較表まで付いていて、読むだけでもかなり勉強になります。
日本でもらえる母子手帳は自分が生まれたときのものしか見たことがありませんでしたが、内容はほぼ同じだと思います。「○ヵ月検診時には~ができるか、~はできるか?」といった発達チェック表のページもあり、今でも検診前にはせっせとチェックをつけて検診に臨んでいます。
そして何より嬉しいのが、表紙に生まれたときの顔写真を貼ってくれること!検診のたびに「こんなに大きくなったなー」と成長を実感できる、心温まるサービスです。
💰 出産費用と保険について
サミティヴェート病院での出産費用は、自然分娩か帝王切開かによって異なります。私の場合は帝王切開だったので、パッケージ料金は3泊4日で82,000THBでした。ちなみに、夜間(20時から6時)の時間帯を指定すると87,000THBと5,000THB高くなります。
パッケージ以外の追加料金が発生するケースとして、以下のような場合が明記されていました。
● 自然分娩が困難で帝王切開に切り替えた場合
● 双子の場合
● 高リスク出産の場合
● 入院期間の延長が必要な場合 等
💡料金の透明性が安心💡
パッケージ料金は変更になる場合があり、私も妊娠期間中に1回、「パッケージが変わりました」と新しい料金表をもらいました。また、出産が近づくと正式な見積もりをもらうことができるので、後から「こんなに高いの!?」と驚くことがなく安心でした。
🛡️保険について💡
私は日本の健康保険に加入していないため、出産育児一時金の対象外…仕方ないですが、これは本当に悔しかったです。
しかし、タイの社会保険(SSO)に加入していたので、出産後に申請を行い数万THBが振り込まれました。さらに、子ども手当として1人につき月1,000THBが支給されるので、SSOに加入している方は忘れずに申請することをおすすめします。
🗣️ 言葉の壁への対処法
これは先ほども触れましたが、サミティヴェート病院には日本語通訳の方が常駐しているので、言葉の心配は全くありません。
💬通訳サービスの充実度💬
定期健診時:iPadを利用したオンライン通訳システム
手術時:通訳者がつきっきりで横についてサポート
入院中:必要に応じて通訳者を呼ぶことが可能
母国語で安心できる言葉をかけてもらえることが、どれほど心強かったか分かりません。
🛏️ 病室について
サミティヴェート病院では個室に入院しました。特に部屋の指定について聞かれることはなかったので、入院の場合は全て個室になるのだと思います。これは日本の病院と比べて大きなメリットの一つですね。こちらは実際に利用した病室です。
🏨設備の充実度🏨
専用バスルーム完備でのびのび過ごせる
付き添い者用のソファベッド設置
エアコン完備で快適な室温管理
テレビ・冷蔵庫などの基本設備
全室オーシャンビュー
付き添いはもちろんOKで、「何人でもいいよ!」というような寛容な対応でした。私の場合、出産前日は母に、出産後は母と夫が泊まりに来てくれました。産後の不安な時期に家族がそばにいてくれるのは、心強かったです。
また、サミティヴェート病院の中には大戸屋やスターバックスが入っており、近くにはセントラル・シラチャもあるので、付き添いの人の食事にも全く困りません。
📸 フォトサービスについて
他にも、フォト撮影サービスがありました。同じくサミティヴェート病院で出産した先輩から「フォトサービスは子どもがぐれたときに見せられるから、つけた方がいいよ!」と言われたこともあり(笑)、サービスを申し込みました。
このサービスは帝王切開の手術中と、出産翌日に病室で家族写真を撮影してもらえるものです。
😲手術前の驚きの一言😲
手術前の説明で「写真撮影があるからね!化粧していいよ!」と言われたときには本当に驚きました。ただ、化粧品を持参していなかったので、急遽夫にファンデーションだけ取りに帰ってもらい手術に臨みました。
👨👩👧👦産後の家族写真撮影👨👩👧👦
出産後の家族写真も「○時にカメラマンが来るから、準備しておいてね」と言われましたが、帝王切開後で傷の痛みで立つのもやっとな状態。「化粧なんてできるか!」と思いつつ、痛みを我慢してこちらもファンデーションだけで挑みました。
📱写真の受け取り📱
当日、カメラマンからLINEで写真が送られてきます。日本で楽しみに待っていてくれた家族に即座に送信!また後日、USBで写真データをもらうことができました。今振り返ると、大変だった出産の記録として、とても貴重な写真になっています✨
まだまだ書きたいことがあるけれど、一旦この辺で。次は子供のパスポート取得についてのブログを書こうと思います。なにか質問があれば、シラチャショップに来てくださいね!😊