ラオス旅行の移動手段といえば、かつては長距離バンやバスが主流でしたが、近年、その常識を大きく変えたのが 中国ラオス鉄道(Lao–China Railway) です。
中国・雲南省の昆明から、ラオスの首都ビエンチャンまでを結ぶこの鉄道は、国家規模の大型インフラプロジェクト。
ラオス国内では、ルアンパバーン、バンビエン、ビエンチャンといった主要観光地を縦断しており、今では観光客にも現地の人にも欠かせない移動手段となっています。
今回は実際に中国鉄道でラオスを移動してみたのでご紹介いたします。
中国ラオス鉄道の基本情報

まずは、旅行者が知っておきたい基本スペックからご紹介!
・最高時速:160km
・ルアンパバーン → バンビエン:約1時間30分(従来:ミニバンで約3時間)
・料金が安く、コスパ抜群
・車両・駅ともに新しく快適
「速い・安い・快適」の三拍子がそろった、
まさにラオス旅行の新スタンダードです。
ラオス中国鉄道のチケット購入は事前確保が必須

中国ラオス鉄道は非常に人気が高く、
当日購入できないケースも珍しくありません。
・1日の運行本数:約5本前後
・観光シーズン・週末:満席になりやすい
・午前便・夕方便:特に人気
そのため、事前にチケットを確保することが重要です。
ここからは、代表的な購入方法を詳しく紹介します。
チケット購入方法
1.駅の窓口で直接購入(当日〜前日)

■ 購入場所
ルアンパバーン駅の建物に入ってすぐ右側に、チケットカウンターがあります。
■ メリット
・手数料なし
・正規料金で確実に購入できる
・現地感を楽しめる
■ デメリット
・駅が市内中心部から車で約30分
・人気の便はすでに満席の可能性あり
特に繁忙期は、前日でも希望の便が取れないことがあります。
この方法を選ぶ場合は、早めの行動が必須です。
2.市内の旅行代理店で予約(最もおすすめ)
ルアンパバーン市内には、
中国ラオス鉄道のチケット手配を代行してくれる旅行代理店・ツアー会社が多数あります。
ホテルやゲストハウスで紹介してもらうのも安心です。
■ メリット
・市内で完結できる
・駅まで行かずにチケット確保
・英語が通じる店舗が多い
・駅までの送迎付きにできる場合もあり
■ デメリット
・手数料が数万キープ(数百円)かかる場合あり
とはいえ、「移動の手間」「確実性」「時間効率」を考えると、
初めてのラオス旅行者には最もおすすめの方法です。
チケット料金(2025年7月時点)
| クラス | 料金(キープ) | 日本円目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 2等車 | 約185,000 | 約1,500円 | 指定席・快適・コスパ重視 |
| 1等車 | 約270,000 | 約2,300円 | 座席広め・静か・荷物スペース充実 |
※料金は時期や為替により変動するため、購入時に必ず確認してください。
電子チケット(QRコード)でスマート乗車
現在の中国ラオス鉄道は、QRコード付き電子チケットが主流です。
・スマホ画面で提示OK
・念のためスクリーンショット保存がおすすめ
・印刷して紙で持参するとより安心
■ 必要な場面
・駅入口のチェックイン
・改札
・車内検札
また、パスポートとの照合が必ず行われるため、乗車時はパスポートを忘れずに携帯しましょう。
ルアンパバーン駅の様子と注意点
実際に乗車してみた感想

今回乗車した車両は緑色のデザイン。
2等車でも、日本の新幹線に近い造りで驚くほど快適でした。
・座席が広く清潔
・車両端に大型荷物置き場あり
・揺れが少なく走行が非常にスムーズ
乗車後しばらくすると車内検札があるため、
QRコードはすぐ出せるようにしておくとスムーズです。
所要時間と到着後の移動
・ルアンパバーン → バンビエン:約1時間半
・途中数駅停車するが、ほぼ定刻運行
バンビエン駅も市街地からやや離れていますが、
・タクシー
・トゥクトゥク
が待機しており、中心部までの移動は問題ありません。
ラオス旅行でぜひ体験してほしい移動手段
中国ラオス鉄道は、✔ 移動時間を大幅短縮、✔ 車酔いしにくい、✔ 料金が安い、✔ 移動自体が快適で楽しいという、ラオス国内移動の理想形ともいえる存在です。
ルアンパバーンやバンビエンを旅程に入れている方は、ぜひ一度、中国ラオス鉄道での移動を体験してみてください。
「移動」が、ただの手段ではなく、旅の楽しみのひとつに変わるはずです。

