人生で初めて入院・手術を経験しましたin タイランド
■その1 腸炎で寝込む
5月に入って早々、腸炎にかかり1週間近く絶対安静になりました。
腸炎は人生で3回目(全てタイでw)、詳しい症状は下記リンクをご参照ください。
数日間はトイレとお友達状態でした。
今回は胆石症!
上記の腸炎がようやく治って、「よっしゃー働くぜー!」となったのも束の間、復帰2日目の夜、腹部の横隔膜下あたりが猛烈に痛み出しました。
自力でどうにか病院に行ったものの、そのまま緊急搬送⇒強制入院になりました。
これまた人生で初めて点滴を打たれ、CTスキャンを取られ診断の結果、胆石で手術が必要になり、約10日間程またまた絶対安静状態に(;´д`)
正直、手足が痺れて呼吸も満足に出来なくなり、
死の危険を感じるくらい、めちゃくちゃ痛いです。
タイで入院しても大丈夫
タイで手術なんてことになったらどうしよう、ちゃんと対応してもらえるのか、
むしろ生きて帰れるのか!?と疑問に感じる方もいると思います。
今回は、こんな体験ネタにせずしてどうするのだ(笑)ということで、せっかくなので自分の体験をまとめてみます。
入院した病院について
私が入院したところはサミティベート病院という、日本人御用達!?の大きい病院です。
通常の診察はバンコク・シラチャ両方とも日本人専用カウンターがあるので、
そこに行ってパスポートと保険証を提示すれば大丈夫です。
※画像はバンコクのものです。
シラチャの場合は、正面入口に入りましたら、ひたすら左方向に進み、自動ドアを出たすぐに「もしもしカウンター」というのがあるので、そこに日本人専用カウンターがあります。
あとは日本語通訳の方をつけてくれるので、その方の指示に従えば大丈夫です。
英語やタイ語ができなくても安心です。
ただ、今回の場合は病院にたどり着いてそのまま力尽きたので、病院の入口にいるスタッフに担がれ、強制的に緊急外来に搬送されました。
通常の診察時間を終えた緊急外来でも、日本語通訳の方をつけてくれたのは
ありがたかったです。
■入院までの流れ
担がれたその日の対応としては、通訳の人に会社へ連絡をお願いしつつ、搬送用ベッドに乗せられる⇒点滴⇒痛み止めを投入⇒CTスキャン⇒強制入院でした。
下の画像は緊急外来時のCTスキャンが終わって痛み止めが効いてる頃合いだった記憶です。
これは日本人だけなのかもしれませんが、有無を言わせず個室病棟に入れられました。
ちなみに個室はこんな感じです。テレビでYoutube観れますw
そしてベッドはかの有名なパラマウントベッド、日本製は偉大です。
写真にはないですが、ベッドの右隣に流し台、シャワー及びトイレルーム付きです。
そしてシラチャの場合は、外は完全にオーシャンビューです。
まぁ、辛すぎて景色見る余裕は全くありませんでしたが凹〇 コテッ
なお、人生初の点滴を打たれる自分の手を記念撮影
そして入院2日目の朝、診断結果から手術が必要ということで先生が空いていたのか、その日の夕方に即手術になりました。
※出勤できないので、すぐ上長に連絡。
あとはなんとかするから、しっかり治してきなさいと言ってもらえたので、助かりました。
手術に関しては本人の許諾が必要となり、いくつかの書類にサインが必要となります。(ここは日本と同じなのでしょうか?)
※手術せず痛み止めで耐えるという方法も提示されたのですが、薬が切れると同じような痛みに襲われるということで、手術を選択しました。
■手術について
手術前に、手術室前の待ち合いルームで担当医から手術内容の説明。
通訳の方がいれば、ちゃんと通訳してくれます。(のはずですw)
私の場合は何故か英語で説明でしたが(^_^;)
全身麻酔の腹腔鏡手術で所要時間は1時間~2時間程度とのこと。
手術台には自力で転がり、全身麻酔をかけられます。
(初めての体験だったので、緊張して気持ち悪くなったのはここだけの話)
あとは麻酔が切れ、手術痕の痛みで目が覚めて、終わっているという感じです。
■術後~退院まで
あとは自力で起き上がれるようになるまで2日間程かかり、
どうにか歩けるようになるのに3日程でしょうか。
トイレに行く時など自力で起き上がれない時は、
24時間対応でナースコールで呼べば看護師さんが助けてくれます。
必要な方は食事介助もつくので、至れり尽くせりです。
自力で歩けるようになれば退院、あとは自宅で1週間程療養で復帰できました。
ただ、復帰できるようになるまでは、手術痕がひたすら痛むのと、
突発的に発熱することも多いので、鎮痛剤、炎症止め、抗生物質を飲み続けて、
ひたすら自宅で安静にしていました。
10日間程度で復帰できましたが、再診察時に言われたのが、
・今後はある程度の食事制限が必要
・痛みはあと3週間~1ヵ月は残る
・完全回復といえるのは約1年程度はかかる
(個人差と手術内容次第、ということもあるみたいです。)
■手術費用について
調べたら胆石の場合の相場は、日本と同額くらいでした。
実際に支払う請求金額は、保険によって異なると思いますので、手術前に確認することをオススメいたします。
会社で保険に入っている場合は、会社の担当者から連絡してもらうといいと思います。
それと海外での手術の場合、日本の健康保険に加入したままでいるのであれば、
海外での高額医療制度の申請もできるみたいです。
(申請はこれからですが、日本の友人が一生懸命調べてくれて助かりました。)
詳しくは下記リンクをご参照ください。
海外での高額療養費制度に関して
以上、タイでの入院手術の体験をまとめてみました。
予期せぬ入院でもタイで生活する分にはどうにかなるので、安心ですね。
※会社と同僚にはすごい負担をかけてしまいましたが、協力していただき感謝しかありません。
健康って大事ですね。普通に働いて生活できるありがたさをヒシヒシと感じました。