投稿日: 2017年2月4日
更新日:2020年1月1日
前回のブログの続きなので、そちらもチェックして下さい。
図書館を作ることに。
4校目に訪問した小学校では、本も無く、それを置く図書館(図書室)も無いとのことでした。
また、そのカンパを村人たちに募っても、村人としても、村の図書館が欲しい、という気持ちがあるとはいえ、十分なお金が集まらず、2年が経過している、とのことでした。
そこで、私たちにできることとして、まずは、第一弾として、図書館を作ることにしました!
そして、これまで村人から図書館作りに集めた資金は、手洗い場と、屋根を作る費用に充ててもらいます。
本も不足しているので、弊社のタイ人スタッフや友達、仲間たちで読まなくなった本を集める活動を開始することにしました。
この集落に住む子供たちに少しでも、役に立てればと思い、まずは、第一弾として、ベリー図書館を設立することにしました。
⇒ 写真の場所に建設を行って2018年12月に完成しております!
村人たちの最高級なおもてなし
先述した通り、最後に訪れた限界集落の外れにある小学校に、図書館を設立する運びとなりました。
そして、具体的な打合せも終えて、帰ろうとした矢先、帰り際に、呼び止められました。
村人たちに一斉に情報が回ったようで、長老が接待したい、と申し出てくれました。
その日は、たまたま、その集落での正月だったようで、割とお祝いの雰囲気が漂っており、その長老のご自宅に招いていただきました。
長老は、その村では生き神様のような存在らしく、普通は、外部の人間は会えないとのこと。
今回同行してくれたタイ人の女性も、恐縮してしまう程で、さらに、タイ人でも言語の解読が困難なようでした。
また、チェンマイから来たのか?と聞かれたみたいで、チェンマイ以遠からの来訪者は初とのこと。
ましていわんや、日本人の存在など到底、理解はされないと思い、自己紹介もほどほどにしました。
自家製のお酒や、〆たばかりの鶏肉、もち米や、豆など、沢山おもてなし頂きました。
お酒はみんなで回し飲みする感じ。
同行しているお父さんも、泥酔でした。
お父さんからの助言として、必ず、残さず食べなさい、と言われたのですが、お酒も、お食事も、匂いがきつくて、せっかくのおもてなし、とは分かってはいたのですが、食べきることができませんでしたのは申し訳なかったです。
最後に、縁起物だと思うのですが、年に一度の、悪霊駆除、健康祈願、無病息災などを込めた白い糸を腕に巻いてくれました。
これも、この集落のしきたりのようで、呪文のような感じで唱えてもらったのが、神々しさを感じました。
そんな感じで今回のメーホーソン訪問は終了です。