お客様からのお問合せで、「AISとTrueはどちらの回線品質が良いの?」や
「急な回線品質低下が心配(4G >3G接続)だけど、どうすればいい?」というご質問をよく頂きます。
正直、シラチャ圏内ではAISとTrueを比較してもキャリア品質の差は殆どありません。基本的には、どちらでも大丈夫でしょう。
もし職場がシラチャ圏外やラヨーン県などシラチャ市街地から外れる場合は一概に「AIS (or True)が最適」とは言えないかも知れません。
どうしても、“スポット的”に回線が低下してしまう場所が存在してしまいます。
昨今では4G回線網から外れるだけで、3G回線の遅さに非常にストレスを感じます。
(3G回線しかなかった時代は、それでも“速いな”と感じていましたが、、、、)
今回は、スポット的に速度低下した時に感じる2回線持ちの恩恵を数値化してご案内します。
2回線持っている恩恵!
場所は、私の自宅です。実は、家の造りの関係のようで、室内に入るとAIS回線が3G落ちします。外に出ると普通に4G接続へ戻ります。
一方、True回線は「4G+」と表示されます。
AISとTrueを2回線持ちしていると、スマートフォン上で接続先のキャリアを約3秒の操作で直ぐに変更できます。それぞれ変えてSPEED TESTのアプリで計測すると、こんな感じです。
いかがでしょうか?
かなり差があることが伝わりますでしょうか?
3G落ちしているAISの平均速度は、ダウンロード 4.65Mbps、アップロード0.32Mbpsです。
一方のTrueは、ダウンロード 65.23Mbps、アップロード3.81Mbpsです。
ダウンロードで10倍以上の差があり、アップロードでも3倍以上開きがあります。
回線低下時の定番の対策は、「スマホの再起動」、「機内モード ON/OFF」、そして「場所の移動」です。しかし、もし自宅やオフィスで3G落ちやそれに近い速度になった場合は、これらの対策は大変です。
そのため、速度低下時の手間や不安を100%取り除くには「2回線持ち」がベストという結果になります。
予備回線なら、300THB位の月額プランで用意すれば十分だと思います。主回線、副回線合わせて毎月1,000THB程の予算を割くだけで、モバイルライフが格段に改善されますよ!
会社でSIMカードを支給されている方でも、プライベートでは違うキャリアの月額プランを持っておくことをおススメします。
アンドロイドユーザーの方やiPhone XR以上の世代をご利用している方でSIMスロットが余っている方は、騙されたと思って2回線持ちをお試しください!
※iPhoneは、eSIMと組合わせて2回線持ちが可能