母の日 - シラチャから母を想う -

母の日 - シラチャから母を想う -

今日は、タイの母の日ですね!
日頃からお世話になっているお母さんやご家族に感謝の気持ちを伝えましょう。
ロビンソン シラチャでも母の日にプレゼントする造花が販売されていました。
トップスのある階の中央フロアに出店がありますので、まだ購入していない方はお急ぎを!
ちなみに、、、すでに値引き販売されており、120バーツ前後で色々と選べますよ。
私は上記写真の荷馬車タイプをセレクト。

さて、、、タイの母に日に思う疑問と言えば、2つありますよね。

1.なぜタイの母の日は、「8月12日」?

「母の日」は世界中で行われており、その背景や贈り物は各国で異なります。

きっかけとなったのは、アメリカのウェストヴァージニア州で20世紀初頭(1910年)に母の追悼会で白色のカーネーションを捧げたことです。その時期が5月であったこともあり、現在は日本を含む多くの国で「5月の2週目」が母の日として定着しています。ちなみに、日本では昭和24年から正式に母の日が制定されました。

併せて、白色のカーネーションは「亡き母への想い」を表しており、赤い花が「健在の母を想う」事を表しています。
さて、タイの母の日は「8月12日」ですが、これはシリキット国王妃の誕生日に合わせられています。そのため、王妃の誕生日が“金曜日”であったことから、そのイメージカラーの水色も母の日を象徴することとなりました。

2.なぜタイでは“ジャスミン”をプレゼントするの?

日本の母の日でプレゼントする花と言えば、カーネーションをはじめ、トルコキキョウ、アジサイなどが人気ですね。

その理由としては挙げられるのは、栽培の容易さと開花期にあります。
実は、ナデシコの仲間であるカーネーションは高温多湿に弱く、アブラムシもつきやすいという問題点があります。そんな中、園芸界で注目されたのがリンドウの仲間であるトルコキキョウです。カーネーションよりも栽培が容易であり、花のボリュームの見栄えがとても良かったため近年人気を集めています。しかし残念なことに、どちらの花もタイでの栽培&母の日に合わせた開花調整は難しいです。

さて、タイでプレゼントされる“ジャスミン”ですが、開花時の香りが長続きすることが「母が子に送る愛情を表す」ということでプレゼントされるようになったそうです。
花弁の色が白いことも母の日に合っており、一年中開花することも要因になっていると思われます。
農業的に考えると、木本植物の花がイベントに利用されるのは東南アジアって感じですよね。四季のある日本では、草本植物の開花調整は出来ても、木本植物は自然環境に任せるしかないですからね。

今日はタイの祝日ですが、外出を控えている方も多いかと思います。
そんな時だからこそ、家族の健康を願って、母の日に何かプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?

私も、日本で頑張る母の健康を願っています。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう~

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