皆さんが携帯電話(SIMカード)を選ぶ時にまず考えるのが、「どこのキャリアにするか?」ではないでしょうか。
日本ではDocomo,au,SoftBankが有名ですが、タイではAIS,true,Dtacの3社が大手キャリアとして挙げられます。
日本でもそうですが、各キャリアの違いがよくわからず何となくでキャリアを選んでいる人もいるのではないでしょうか?
今回紹介していく「カバレッジ」はキャリアを選ぶ際の1つの基準として是非意識してみて頂きたい要素になります。
<カバレッジエリアとは>
「カバレッジ(Coverage)」という用語は簡単に言うと「そのキャリアがどこで使えるか?」の範囲を意味するIT用語です。つまり、それぞれのキャリアの電波が受信できる範囲を表します。この違いによって「ある地域ではA社の電波は入るけどB社の電波は入らない」といった現象が起こります。バンコクのような大都市はほぼ全てのキャリアがカバーしていますが、特に地方都市へよく足を運ぶ人にとってカバレッジはとても重要になってきます。
タイ国内でのカバレッジの広さは2020年8月現在では下記のように順位付けされています。
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1位 AIS
2位 true
3位 Dtac
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単に範囲の広さで見るとAISが最も広い範囲を網羅しているということになりますが、キャリアによっての得手不得手があるため、各キャリアの現状を見てみましょう!詳細にご興味のある方は下記URLをクリックしてみて下さい。
<3社のカバレッジエリア>
下記の写真の中で、オレンジが4G回線エリア、赤が4G+回線エリア、紫が5G回線エリアです。その他の色は、3G回線以下のエリアを表しています。
<AIS>
<true>
<Dtac>
結果、微妙な差はありますがAIS、trueともタイのほぼ全ての地域をカバーしていますね。
タイNo.1のカバレッジを誇るAISの方がやはりtrueよりも若干広くなっており、4G+回線エリアがほとんどです!上の地図だと北西のミャンマーとの国境地域周辺に色の濃さの差が出ています。
一方、true回線のカバレッジで注目したいのが5G回線(地図上の紫色)の広さです。5Gが繋がるエリアはtrueの方が広いということがわかります。Dtacもタイ全域をカバーしているものの、5G回線エリアはほとんどないですね。
3社をバンコクやその他の主要都市内で比較するとDtacに限っては通信速度で大きな差をつけられてしまいそうです。
<まとめ>
以上のように、料金プラン以外にもキャリアによって電波が繋がる範囲に若干の差があります。
バンコクのような大都市で通信を行う分にはキャリアによる大きな差はありませんが、仕事でタイ国内を移動する時、電車やバスを利用して地方都市や隣国へ旅行する際などに不意に電波が入らなくなったりすることがあるかも知れません。
「少しでも広い範囲をカバーしている方が安心」という方はAIS、今後の5G回線展開の加速を期待する方はtrueを検討してみるのもいいかも知れませんね。
次回SIMカードを契約する時には、今回紹介したようなカバレッジも参考にしてみてはいかがでしょうか。
ベリーモバイルでは、AISとtrueのキャリアを利用した月額プランをご提供していますので、お住まいの地域で最適なキャリアをご案内可能です。お気軽にご相談ください。