【財布紛失】タイの運転免許証を再発行

財布を紛失したのは今年の1月1日、ルンピニ公園のバイク駐車場でした。財布をヘルメットを入れるバイクのシート裏に入れて、「カチッ」とシートをロックしていたはずでしたが、2時間後に戻ってロックを解除してシートを開けると財布が無くなっておりました。

ロックしたシートを解除するとは正にアメージングでしたので、以降は財布をシート裏に入れない事を心に誓った元旦になりました。

タイで運転免許証を紛失したのは初めてでしたので、再発行に向けて必要書類を調査しました。

■ 運転免許証再発行のための必要書類（申請前情報）
① パスポートコピー（顔写真、ビザ期限、前回タイ到着スタンプのページ）
② 旧パスポートコピー（前回免許発行後にパスポート更新の場合）
③ WPコピー
④ 紛失場所を所轄する警察署発行による紛失届
⑤ 日本大使館による在留届（前回免許発行後に引越しの場合）

紛失届は、紛失場所を所轄する警察署で作成してもらう必要があるため、後日ルンピニ警察署に行きました。タイ語で「紛失届」と言うよりも、「財布を無くした、免許を無くしました。」と申告した方が伝わり易い印象です。紛失届作成のため、事情聴取をして頂けます。もちろん、英語も話せる警察官もいらっしゃいます。

財布を紛失した日時、場所、財布の中身（現金、免許証、銀行ATMカード、クレジットカード、FUJI SUPERのポイントカード、スターバックスカードなど）を申告し15分程度で紛失届を作成して頂きました。ルンピニ警察署では紛失届の作成料は無料ですが、他の署では有料（20THB程度）の場合もあるそうです。

免許の再発行は、BTSバンジャーク駅にある陸運局で申請しました。持参した書類は、パスポート原本と⑤在留届（引越しをしていないため）を除く上記4種で、車とバイクの免許用に各2部ずつ用意しました。受付で「バイカップキーハーイカップ（免許を無くしました）」と伝え、書類をチェックして頂きました。

前回免許発行時は旧パスポートのため、陸運局のシステムで旧パスポート番号を入力して免許情報の登録を確認をしておりました。しかしながら、③WPコピーと、④紛失届は不要との事で返却されました。今回、紛失届不要を確認しましたが、他の陸運局では必要になるかもしれませんので用意しておいた方が良いと思います。

必要書類の確認完了後、再発行受付の番号を渡され、受付カウンター前で順番待ちとなりました。番号を呼ばれると再発行受付で全書類を提出し、写真撮影受付の番号を渡され、申請書にサインをするように言われました。

写真撮影部屋に行くとあっという間に自分の番号が呼ばれ、申請用紙を提出して再発行料金（車用105THB、バイク用105THB、計210THB）の支払いをすると、そのまま写真撮影となりました。5分程度で免許が発行されましたので、日本と比べと圧倒的な速さで発行してくれます。

以上で手続きは完了のため、ミニ講習や技能テストがある免許更新時よりも簡単かつスピーディに再取得できました。但し、再発行した免許の有効期限は元の免許と同じ有効期限のため、「再発行日から5年間有効」と言う事ではありませんでした。

■ 今回再発行したカード類
① 銀行ATMカード（銀行で再発行し当日取得）
② クレジットカード（コールセンターに電話し約1週間後に郵送）
③ FUJI SUPERのポイントカード（店舗で再発行し当日取得）
④ スターバックスカード（店舗でカードを再購入、コールセンターに電話し旧カードの情報を新カードに移行を依頼）

銀行ATMカードや、クレジットカードを紛失しても各スマホのアプリから引き出しや支払いが可能なため、カードを紛失してもそれほど困りませんでした。尚、BTSとMRTのカードは再購入しました。

日本では銀行ATMカードを再発行申請しても原則後日郵送のため、タイのカード類の再発行は、日本と比較すると早い事が分かりました。今回は勉強になりましたが、二度と財布を紛失しない様に気を付けます。

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