電子サインの用語解説[電子署名・タイムスタンプ・長期署名]

電子サインの用語解説[電子署名・タイムスタンプ・長期署名]

電子サインの利用を始める際、最初に迷うのが用語ではないでしょうか。有効期限に関わるものも多いので、利用前に理解したいものです。今回は最低限理解しておきたい3つの用語について解説します。

※各社電子サインサービスによって、詳細が異なる可能性があります。

電子署名(電子証明書)

一つ目は「電子署名」です。

電子サインのサービス自体を電子署名と呼ぶこともありますが、ここでの電子署名とは「電子証明書」を指します。

電子サインサービスを用いて署名を行った時に、電子署名(電子証明書)が付与されることで、【誰が】【どのようなデータを作成】したかを証明することができます。

 

タイムスタンプ

続いては「タイムスタンプ」です。

タイムスタンプは電子データが、「いつ」の時点で存在し、「それ以降改ざんされていない」ことを証明します。

有効期限は押印日時より10年間です。

長期署名

最後に「長期署名」とは「電子署名(電子証明書)」+「タイムスタンプ」が付与されている状態をいいます。

英語で”PAdES”と表記されることもあります。

電子署名(電子証明書)とタイムスタンプを組み合わせることで、「誰が」「いつ」「どのようなデータを作成したか」を検証することができます。

また、タイムスタンプ単独では10年間の有効期限を延長することはできませんが、長期署名なら期限内に再度タイムスタンプを付与することで、永久に有効期限を延長することができます。

また、長期署名を行うことでローカル環境にダウンロードしたPDFも原本として利用が可能です。

まとめ & お問い合わせ

用語解説がお役に立ちましたら幸いです。

要件は改正される可能性もありますので、最新情報はお問い合わせください。

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