在宅勤務が全盛期だった頃と比べて、だいぶ落ち着きましたが、今でも自宅等、お勤め先以外の場所でお仕事をする機会もありますよね。
オンラインでの会議をはじめ、メール業務やレポートなど、業務を円滑にこなすには安定したネット環境が無いと、進むものも進まない!
「大事な会議なのにネット回線が遅すぎて内容について行けない、、、」みたいなことになると大変!!
お仕事以外でも、日常生活でWi-Fiがなぜか遅いなぁと感じるときもあると思います。
今回は、そんなときに考えられるWi-Fiが遅い理由とその対処法をご紹介したいと思います!
1. Wi-Fiルーターの不具合
まず最初に確認するべきは自宅などに設置したWi-Fiルーターに不具合が発生している可能性です。
故障の場合は、メーカーに問い合わせて修理や交換といった対応をするしかありませんが、接触が悪かったり、一時的に不具合を起こしたりしているケースも多くあります。
一時的な不具合の場合は、再起動やバージョンのアップデートで改善できます。
また、設置しているWi-Fiルーター端末が古いことによってネット速度に影響が出ていることもあります。
契約してからずーっと端末を替えたことがない方、意外とたくさんいらっしゃいます。
実際、筆者も日本の実家のWi-Fiが遅すぎて話にならないレベルのまま使ってましたが、よくよく確認したら契約した当時のまま(数年前)端末を全然見直しておらず、、、
近所の家電量販店でそこそこのお値段(全然効果ではない)のWi-Fiルーターに買い換えたら爆速になりました!!
Wi-Fiルーターの買い替えは自分自身でも可能ですが、お住いの物件によってはオーナーさんの確認が必要な場合もありますので、買い替え前に聞いてみましょう!
2. Wi-Fiルーターと利用端末の距離や置き場所が原因
Wi-Fiは電波を通じてスマホやパソコンなどの利用端末をインターネットに接続しています。
そのためWi-Fiルーターと利用端末との距離が離れていたり、壁や家具などの障害物があったりすると繋がりにくくなり、速度低下の原因となってしまいます。
特に、金属・コンクリート・水は電波を遮るので、Wi-Fiルーターの周りにこういったものがある場合、電波の通り道を塞ぎやすくしてしまうため、Wi-Fiルーターの置き場所も確認が必要です。
3. 回線の混雑が原因
休日や夜間帯などネット回線の利用者が増え、回線が混雑してしまうことで速度低下に繋がります。
インターネットを利用する人が多い時間帯(特にお昼時や夕方頃)は、利用地域でアクセスが集中すれば、回線が混雑し、速度が遅くなることが考えられます。
また、タイのアパートメントやサービスアパートメントではWi-Fiをシェアして使っている場合があり、インターネットに接続する人数が増えるたびに回線が混みあって、速度が遅くなることがあります。
この場合は、その回線に繋げている人の人数が減らないと改善されません。
4. 複数端末で同時接続している場合
Wi-Fiルーターは同時に接続している端末台数が増えれば増えるほど処理速度が低下していきます。
そこで、一旦利用していない端末はWi-Fiをオフにすれば改善できる可能性があります。
※Wi-Fiの接続をOFFにしたままスマホで動画視聴、といったことがあると月間のデータ容量を超過してしまい、モバイル通信の速度制限に引っかかってしまう可能性がありますので注意しましょう!
5. 他の家電との電波干渉が原因
電子レンジやBluetooth機器など、他の家電と電波干渉を起こすことでWI-Fiの速度が低下してしまいます。
例えば、TVや電子レンジなど一部家電はWi-Fiと同じ2.4Ghzの周波数帯を使用するので、このような家電の近くにWi-Fiルーターを置いているとそれぞれの電波干渉して、繋がりが悪くなってしまうことがあります。
そのため、②の項目と同じく、Wi-Fiルーターの置き場所や端末を使う場所と家電の位置関係も確認が必要です。
6. セキュリティソフトが原因
端末でご利用されているセキュリティの設定を見直したり、一旦停止してみるだけで速度が回復することがあります。
また、複数のセキュリティソフトソフトを入れていると、お互いに干渉しあって重くなることがあるので、セキュリティソフトは1つだけにしたほうがいいでしょう。
たくさんのセキュリティでがっちりガードすることも大事ですが、使いたいネットが遅くなる原因になってしまっては困りますよね。。。
最後に
いかがでしたでしょうか?
便利で今となっては手放しがたいWi-Fi環境ですが、「困った!」なことがあっても、ちょっとの見直しで改善することもいっぱい。
困ったときは、ぜひお試しください!
最後までお読みいただきありがとうございました。