
6月といえば「プライド月間(Pride Month)」として、世界各地でLGBTQ+コミュニティの自由と平等を祝うイベントが開催されます。
ここタイでも、年々規模が大きくなっているLGBTQパレードが行われ、多様性を認め合うムードが街中に広がります。
街中がカラフルになり、音楽やカラフルな方ばっかりで気になっていました!
友人に誘われてみんなでカラフルなコーデをしていってきました。
LDBTQについて知ろう!
LGBTQという言葉を最近よく耳にすることが多いですが、実際ちゃんとした意味を理解していない方や、
なんとなく分かるような・・という方も多いのではないでしょうか。
「LGBTQ」とは、以下の頭文字を取った言葉です:
L:Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
G:Gay(ゲイ、男性同性愛者)
B:Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)
T:Transgender(トランスジェンダー、出生時の性と自己認識が異なる人)
Q:QueerまたはQuestioning(クィア=枠にとらわれない性の在り方/クエスチョニング=自身の性を模索中の人)
この言葉は、「性的少数者」を一括りに表すものとして世界的に使われており、それぞれの人が“自分らしく”生きることの大切さを象徴しています。
「プライド(誇り)」という言葉には、「自分の存在を恥じることなく、胸を張って生きよう」というメッセージが込められています。
◆プライドパレードのはじまり
LGBTQパレードのルーツは、アメリカ・ニューヨークで1969年に起こった「ストーンウォールの反乱」にあるそうです。
当時、LGBTQの人々は社会から差別を受け、警察による不当な取り締まりも多くありました。
その状況に立ち上がった人々の抗議がきっかけとなり、翌1970年から「プライドパレード」が始まりまったそうです。
◆タイのLGBTQ文化とパレードの広がり
タイは、東南アジアの中でも特にLGBTQフレンドリーな国として知られていて、そんなところもタイの魅力で人気な理由の1つだと思います!
特にバンコクやチェンマイ、パタヤではLGBTQコミュニティがとても活発で、
年に一度の「バンコク・プライドパレード」には国内外から多くの人が参加します。
2023年にはタイ政府も「プライド月間」を公式にサポートし、バンコク都知事のチャッチャート氏がパレードに参加するなど、行政レベルでもLGBTQの権利尊重が進みつつあります。
私自身タイに来て思ったのは、化粧品売り場や、レストラン、カフェ、ショッピングモールにも
性別にとらわれず、好きなメイク髪型で働いている方が多くてとっても好印象でした。
まだまだ日本ではそういった光景を目にすることは少ないですよね。
いざ!パレードへ
今回私が行ったのはナショナルスタジアム駅あたりからセントラルワールドのパレードです。
サイアム駅を降りるとすでにパレードは始まっており、たくさんの人で賑わっていました。
みんなレインボーのを身に着けています!
ショッピングモールのオブジェもレインボーでかわいい!
サイアムパラゴンの前もとっても可愛くなっていたのでみんなで1人ずつ記念撮影
ちなみに、この扇子はサイアムセンターの前でもらうことができました。
レインボーの旗も配っているので、ぜひ探してみてください。
セントラルワールドの方まで歩くと、ステージが用意されていて
ショーを見ることができました!
皆さんきれい!ダンスもや衣装が華やかで見ていてとっても楽しかったです。
さいごに
プロンポンでもエムスフィア、エンポリアム、エムクオーティエ系列の開催で
パレードが開催される予定です!
日時:6/29 15:30-18:30
SIAM から EMDISTRICT
こちらのパレードも相当大きな規模でやるそうです。
街中がカラフルで、日本では味わえない雰囲気と空気感です!
より、タイが好きになるパレードだと思います。
ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。