クラウドSIMを搭載し、1台で世界中どこでもネット環境を確保できる、ポケットWi-FiのSkyberry。今回は4月29/30日の2日間、カンボジアのシェムリアップ (Siem Reap)に旅行した際、Skyberryを利用したので、その際のデータ通信の速度の記録をまとめてみました。なお今回は、SkyberryのWi-Fiに接続したスマホに、Speed Test Master Proというアプリをインストールし、データ通信の速度を測定いたしました。
Skyberryの通信速度は?
まずは、カンボジアと聞いて、多くの方が思い浮かべる「アンコールワット」です。この日はアンコールワットで日の出を見ようと、朝5時半ごろにはアンコールワットに着きました(曇りのため、結局日の出を見ることは出来ませんでしたが。。。)。
アンコールワットでの記録は以下の通りです。Download37.2という速度が出ました。ちなみに、YouTubeで最も良い画質である4K動画を視聴する際に必要なデータ通信速度は20Mbpsです。カンボジア出張での業務利用、あるいはカンボジア旅行中の地図検索等には十分であると言えます。
次に同日の早朝、ホテルからアンコールワットへトゥクトゥクで移動中(市内)に測定した時の結果です。Downloadは問題ない速度ですが、Uploadは0.9と遅い数値となりました。メールやLINEの送信には1Mbps、ウェブ会議などは最低でも上り下りともに2.5~4Mbpsは必要となりますので、この速度ではかなり遅く感じるかと思います。
(Siem ReapからAnkor Wat移動中、市内)
ホテルで夕方ごろ、速度を測定すると下記の通りでした。メッセージのやり取りや検索は問題なく利用できておりました。
ここまでの場所では最低限の地図検索やメッセージのやり取りは行えておりましたが、プノンバケン寺院で測定した時は、ほとんどデータ通信は使えませんでした。ここは地上から15分ほど登った丘の上に立つお寺で、小さな丘の上に日の入りを見ようとかなりの人で賑わっていたので、その影響があるかもしれません。
最後にBayon TempleからPreah Khanへトゥクトゥクで移動中に測定した際の速度です。この時も低速になりました。
(Bayon TempleからPreah Khanへトゥクトゥクで移動中)
いかがでしょうか?今回のカンボジアでの利用では、局地的に速度が低下する場所がありましたが、基本的には十分な速度を出しており、問題なくデータ通信の利用ができました。
Skyberryのプランや契約について
Skyberryは、月額契約・全世界向けレンタル・タイと日本向けレンタルの特別パッケージの3パターンがあるので、ご利用方法に合う契約をお選びいただけます。SkyberryはCloudSIMを使用することにより、世界中どこでも設定を変更せずに、現地キャリアの通信がご利用いただけます。タイ国内出張・旅行や、海外出張や海外旅行がある方は、ぜひご利用をご検討くださいませ。