電子サインの利用開始にあたって、よくいただく質問にお答えしたいと思います。
今回のテーマは「タイムスタンプって何?」です。
タイムスタンプとは
タイムススタンプとは、電子データに「時刻情報」を付与する仕組みです。電子データが「いつ」の時点で存在し、それ以降改ざんされずに証拠性を保っている事を第三者的に証明することができます。
①存在証明「いつ」・・・タイムスタンプが付与された日時に確かにデータが存在していたことを証明します。
②完全性証明「改ざんの有無」・・・タイムスタンプが付与された日時以降、そのデータが改ざんされていないことを証明します。
なお、「スタンプ」という名称が入っていますが、電子上で証明する仕組みで、紙にスタンプを押す訳ではありません。
有効期限
タイムスタンプを押した日から「10年間有効」です。
電子署名(電子証明書)と併用することで、有効期限を延ばすことができます。10年間の有効期限が切れる前に、再度タイムススタンプを押印すると、再押印した日から10年間が有効期限となります。これを繰り返すことで、永久的に効力を保持することができます。
なぜタイムスタンプが必要なのか
電子署名(電子証明書)だけの場合、「いつ」の時点で存在した電子データであるかを証明できません。
また、一般的なエクセル等のファイルでは、あくまでコンピューターの時刻を記録しているだけで、そのものの時刻を証明することはできません。
まとめ
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
要件は改正される可能性もありますので、最新情報はお気軽にお問い合わせください。
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