法人様からセキュリティに関するお問い合わせが増えてきております。

2020/12/02

投稿日: 2018年2月1日
更新日：2020年1月1日

猛威を振るっているランサムウェア「Wanna Cry」
１．OSを最新バージョンにする
２．コマメにバックアップを取る
３．基本に忠実に！！まずは、怪しいメールを開かない！怪しいサイトで情報を入れない！！
４.ウイルス対策ソフトを導入する
Wizberryを簡単にご紹介！

猛威を振るっているランサムウェア「Wanna Cry」

最近、猛威を振るっているランサムウェア「Wanna Cry」。
ベリーモバイルにも、特にモバイルセキュリティに関するお問い合わせを多く頂戴します。これを機に、モバイルセキュリティを見直したい、という声も多く、パソコンではセキュリティ対策は講じていても、モバイルにも同様の備えをされているお客様はまだまだ少ないのが現状のようです。

ランサムウェアはPCやスマホをロックし身代金を要求する不正プログラムです。これは企業を標的にしたものだけではなく個人も標的となり得ます。個人利用だから狙われないとは限らないので、用心するに越したことは無く、何かあってからでは遅い為、転ばぬ先の杖、最低限の対策はいたしましょう。

とは言え、「何から始めたらよいのか分からない」という方も多いかと思います。

今回はベリーモバイルでお勧めしている事を纏めてみました。

１．OSを最新バージョンにする

実は、これが最有力な手段となります。OSの隙（セキュリティホール）を狙って蔓延するのが新型のマルウェアです。

OS側でも何度も改良を重ね、セキュリティホールを潰していきます。とは言え、不正プログラムを作成する側も、新たな穴を見つけて攻撃してくるので、いたちごっこです。やはり、OSはセキュリティの観点からは最新に保つのがお勧めです。

また、現在、猛威を振るっているマルウェア（Wanna Cry）は、被害の98％がWindows7だというニュースもありましたので、特にwindows7をお使いの方は、Windowsのバージョンアップを強くお勧めいたします。

２．コマメにバックアップを取る

今回のような世界的に猛威を振るう脅威が出たときには、感染したときのことを想定して、バックアップを取っておくことをお勧めします。IT部門を何百人と抱える企業でも、ウィルス感染することはありますので、どんなに細心の注意を払っていても、万全ということは無い、という前提で構えた方が良いです。

まずは、感染してしまったら、慌てず、落ち着いて、ネットワークから切り離し、デバイス側を感染前の状態に戻せるようにしておくことが肝要です。この時、バックアップは、正常時点のものを消してしまわないよう、世代管理には気を付けてください。

３．基本に忠実に！！まずは、怪しいメールを開かない！怪しいサイトで情報を入れない！！

マルウェアの主な感染経路は、メールまたはブラウザでの不注意によるものです。”怪しい”メールは開かない。基本中の基本ですが、やはり非常に大切なことです。最近では、メールアドレスの乗っ取りや、成りすましなどで、巧妙さも増してきておりますが、メールの、特に添付ファイルを開く前に周りの人に相談するなどして、むやみに開くのは止めましょう！

また、怪しいサイト、特に「フィッシング系」は要注意です。ブラウザ上で、個人情報を要求しているにも関わらず、SSLを入れていないのも要注意です。（URLが、https://から始まらない。）