ベリーモバイル法人部門では「iPhoneのカレンダースパム」に関するご相談が最近増えております。
iPhone端末の不具合の症状は、身に覚えのない予定がカレンダーに組み込まれ、「ウィルスに感染した」と言ったメッセージが表示されるとの内容です。
iPhoneは、高いセキュリティで保護されている端末のため、一般的に安全な端末と言われております。今回はその事例と、対処方法についてご案内させて頂きます。
「iPhoneカレンダースパム」の事例
「カレンダースパム」のきっかけは、ウェブサイト閲覧中、特定のアプリ利用中、広告をタップした後などで発生する事があります。
もし、上記左上のメッセージが表示されましたら、「キャンセル」をタップしましょう。「キャンセル」でカレンダーへの同期を回避可能です。
万が一、「OK」をタップしまった場合、上記右上のメッセージが表示され、「カレンダーアプリ」に身の覚えのないスケジュールが同期されてしまいます。
「カレンダーアプリ」に同期された場合、身に覚えのない予定が組み込まれてしまいます。今回は5月12日と13日に組み込まれているのを確認しました。
スケジュール内の時刻に達すると「あなたのiPhoneはウィルスに感染しました」とメッセージが表示され、あたかもウィルスに感染したような心配に陥ります。
また、スケジュールをタップすると、URL欄にダウンロードを誘導するリンクがありますが、絶対にダウンロードしないようにご注意下さい。
「カレンダースパム」の対処方法
「カレンダースパム」の対象方法は、幸いにも簡単です。
「設定」→「カレンダー」→「アカウント」をタップすると、
「照会したカレンダー」内に身に覚えのないアカウントが同期されております。
どうやらこれが、「カレンダースパム」の要因の模様です。
要因となる「カレンダースパム」のアカウントを削除しましょう。
カレンダーアカウントから身に覚えのないアカウントが削除されている事を確認し、「カレンダーアプリ」からもスケジュールが削除されていれば、問題解決です。
「サブスクリプション」もご確認を!
「カレンダースパム」のURLをタップしてしまったなど、記憶が曖昧な場合は、念のためApple IDの「サブスクリプション」も確認しましょう。
「設定」→「ログイン中のApple ID」→「サブスクリプション」をタップし、「身に覚えのないサブスクリプション」が無ければ、課金される事はありません。
同様の事象は日本でもニュース番組でも取り上げられるなど、多発しております。万が一、カレンダーを利用中以外に同期を求められた場合は、特に注意が必要です。同様のメッセージが表示され場合は、「キャンセル」して対処しましょう。
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