タイの街中を見ていて、バイクのナンバープレートやハンドル周りに「筒」が
付いているのを見たことはありますか?
筒の中には何やら数字が書いてある紙が入っています。
その紙は車両税の納税証明書で、バイクだけではなく車にもあるのですが、
日本の車検ステッカーと同様、
次回の車両税納付期限が書かれています。
今回はシラチャから最寄りの陸運局へ車両税を払いに行ってみましたので、
車やバイクを持っている方の参考になればと記事にしてみました。
タイの車両税と強制保険
タイで車やバイクを持っている人は毎年車両税、及び強制保険(自賠責)の支払いが義務となっています。
見慣れない数列なのは表記が仏歴のため。タイ語のため分かりにくいですが、次回の支払い期限(〇年〇月〇日)、
車両のメーカーやナンバープレートの情報が記載されています。
西暦の2021年は仏歴2564年なので、私の納税期限は2022年の1月17日ということになります。
過去の納税履歴は車両購入の際に貰えるGreen Book(バイクの場合)という車両登録証に記録されています。
納税は期限の90日前から可能で、期限を過ぎてしまった場合は1ヶ月につき1バーツの延滞金がかかってきます。
タイの場合は特に督促などはないため、気づいたら期限切れ…という可能性もあるので、気を付けましょう。
必要書類
今回、自分の納税期限が近づいていたため、シラチャから最寄りの陸運局へ行き、
手続きを行ってみたのでシラチャ、またはチョンブリー県住民の方の参考になればと思います。
※今回はバイクの税金支払いのため、四輪車等とは内容が異なる場合があります。
まず、必要書類ですが、上記の「車両登録証」と「お金」だけです。
バイクは新車購入後5年目まで、車は新車購入後7年目まで車検が不要で、手続きはとても簡単です。
(車検が必要な場合は別途お金がかかります。)
つまり車検が不要な場合は免許も車両も不要で、GreenBookのみで手続きが可能!
シラチャから最寄りの陸運局へ
シラチャから最寄りの陸運局はレムチャバンの幹線道路沿いにあります。
場所はこの辺り。
こちらの陸運局は英語も殆ど通じませんので、注意が必要です。
不安な方はパタヤの陸運局の方が外国人慣れしていて、英語も通じるのでオススメです。
支払い手続きの流れ
手続きの流れは以下の通り。
①屋外にある保険屋で自賠責保険(強制保険)の支払い
グリーンブックを渡すと特に何も聞かれることなく対応してくれました。
バイクの保険料は排気量によって異なります。150cc以上で645THBでした。
②保険の領収書を持ってメインの建物へ行き、番号札を取ります。
③番号が呼ばれたらグリーンブックと保険の領収書を窓口で提出。
ここで車両税、バイクは100THBを支払います。
④グリーンブックの記載内容を更新してもらい、完了!
以上です。混み具合にもよりますが、スムーズにいけば30分程度で終了します。
まとめ
150cc以上のバイクの場合、保険、車両税合わせて745THBでした。
車検が必要な場合はもう少しかかります。
バイクや車を持っている方は、車両税を忘れず支払っておきましょう。
名義変更や納税の際に必要になる車両登録証(グリーンブック)は大事な書類なので、
特に中古で車両を購入する場合は、必ずグリーンブックの有無を事前に確認されることをお勧めします。
シラチャに住んでいる方で税金の支払い、免許証の更新程度で
あれば今回ご紹介した最寄りの陸運局がオススメです。
新規で免許を取得する場合は英語が通じるパタヤの陸運局がいいかと思います。
是非参考にしてみて下さい!