Vol 18. 息子がコロナ感染（？）

子供たちの通学条件として、週に2回、ATK検査の提出が義務付けられている。日曜もいつも通り検査した。下の子は熱や咳など全く症状は無く、むしろ、いつもより元気でピンピンしていたが、陽性反応が出てしまった。

月曜から、家族全員、自宅隔離がスタート。

まずは、PCR検査を受けたく、病院をいろいろ当たったところ、第1希望のサミティベート病院は水曜が最短、ローカルのクリニックでは月曜に受けられるが、結果が分かるのが水曜になる可能性がある、とのこと。もし、PCR検査で陽性となったら、サミティベートに通院させたいので、その場合には、結局、サミティベートでもう一度PCR検査を受ける必要があるらしい。鼻グリグリを3歳児に何度も強要するのは可愛そうなので、水曜に1度だけサミティベートでPCR検査を受けることに決めた。

この時点で、少なくとも木曜までの自宅隔離が確定した。

最近Zoom飲みした日本とシンガポールにいる友人が、同居の家族が感染したけど自分は感染しなかった、逆に自分が感染したけど家族は無事だった、という実体験が話題に挙がった。（最近、久々の人たちとの会話がめっきりコロナの話題ばかり、というのが何ともつまらないが・・・）
マスクをしっかりして、消毒・換気を徹底したら、家庭内感染も防げる、というのは結構、現実的らしい。

ということで、月曜から家族4人が別々の部屋で家庭内隔離生活がスタート。家庭内感染を防ぐため、家の中でもマスク装着、定期的な換気、タオルなども分けて、こまめに消毒もした。食事の時は、下の子だけ別室で食べさせ、ビデオ通話を繋いで何とか団らんをキープしたものの、何とも痛々しい気持ちになった。

下の子はこんなに元気なのに、家族のみんなとご飯も食べられない、外にも出られないどころか、お兄ちゃんとも遊べない、、、あまりにも可哀そうだ。
よし、パパも一緒に頑張るぞ！と、一念発起。最近の暴飲暴食で体重も増える一方だったこともあり、火曜からファスティングを始めた。

ファスティングは、実は2回目だ。

1回目は、昨年7月にブレズ薬局さんのプログラムに参加した。そのときは、秀逸なプログラムのお陰で、なんとかクリアできた。20人くらいの参加者とLINEグループで励まし合ったり、ファスティング前の準備期間のアドバイスが貰えたり、ファスティング中もヨガや、パーソナルトレーニングなどで気を紛らわせてくれ、運動不足も解消できた。漢方やコールドプレスジュースの選定やタイムマネジメント、ファスティング後の回復食のレシピまで提供してくれ、至れり尽くせりだった。

この時は初めての体験で、食いしん坊で毎晩お酒を呑まないと眠れない自分が、3日間飲まず食わずが出来るなど、夢にも思わなかった。（ファスティング中は、居酒屋で酒飲んでる絵が夢には出てきたが・・・）。

お陰様で、3日間でなんと５kgも痩せられた！

ファスティング後は体が軽くて、頭もスッキリして、やって良かった、と本気で思えた。何より、有言実行できた達成感は格別だった。是非、お勧めしたい。

で、今回は急遽、思い立ったので、ひとりぼっちのファスティング。
とりあえず、火曜は朝から何も食べず、家にあるトマトジュースだけで凌いだ。
調べたら、トマトジュースだけだと脱水症状になって、良くないらしい。ということで、水曜からは、酵素ドリンク＋水分に切り替えた。
そして、火～木の3日間、固形物は食べず、なんとか達成！

なんと、今回も5kgの減量に成功したのだ！

2回目をやり遂げた中での総評。

・1回目よりは食べないこと自体は余裕だった
・今回は「食べれない」、より「頭痛い」がきつかった
・終わった後の爽快感は１回目が勝ち
・１回目も２回目も同じだけ体重が減った
・仕事のパフォーマンスは落ちた

体重の減りが前回と一緒だったのは、ここ数か月で５kgほど太ったから、というだけで、終了時の体重は前回と全く一緒だった。
今回、頭が痛かったのは、急に思い立って始めてしまったので、準備期間を飛ばしてしまったから、好転反応がきつかったんだと思う。前回はほぼ無かったので。

ファスティング中の仕事のパフォーマンスについての私なりの総評（ここ大事！）。
平時は単車のバイクで走破している感覚で仕事しているのが、ファスティング中は10ｔトラックを運転しているような感じ（分かり辛い？）。

ひとつのことを突き詰めていくゾーン入りたい系の仕事（今回、私の場合はアプリ開発）は、いつもより集中が長く続いた。しかし、大きなトラック動かしている感覚でしか脳が動かないので、突発案件や、全く別トピックのWebミーティングが入ったときに、トップスピードまで時間を要した。車線変更や、右折が伴わない一本道を走るような集中系業務や、あまり頭を使わない事務作業を淡々とこなす業務系は、ファスティングしながらも効果的な気がするが、クリエイティブ系の仕事や、意思決定をトントンとしないとならない仕事では、思考力が落ちて、パフォーマンスがいつもより出せない感覚。今回は、計画的に仕事を抑えることもできなかったこともあり、差し引き、3日間のパフォーマンスは落ちた。

ということで、Pros、Cons、考えると、私はもう次はやらないかな。
少なくとも、きちんとプログラムに沿ってやるべきだし、やるなら平日は避けて、余裕のある期間にやりたいかな。とは言え、やっぱり終わった後の達成感は格別だし、毒素が抜け、味覚も繊細になる感じや、睡眠の質が上がるのは確かで、何度もやりたくなる人の気持ちもよく分かる。一度は体験してみることをお勧めしたい。

そもそも、ファスティング後の体重をキープするよう日々摂生すべし、という正論に帰着するのだが、耳が痛い・・・。

結局、昨日（木曜）にPCR検査結果が出て、陰性判定だった。
つまり、偽陽性だったのだ。

今日、息子たちはスキップして登校していった。やっぱりリアルでお友達に会えるのが嬉しいようだ。私は、ファスティング回復期間で、まだ掛かりが悪く、少しフラフラした感じだ。今日も、なるべく集中系の仕事に没頭したいと思う。

今はプロジェクトが大事な時期と言うこともあり、今週、対面アポや会食が流れたのは、なんとも悔しい気持ちがあった。ATKの薄い１本線にここまで振り回されるとは思わなかった。とは言え、やっぱり陰性を祈ったし、陰性であって、本当に良かった。

結局、何も起きていない。

対面アポや会食も、ご迷惑はお掛けしてしまったが、結局は全てリスケできたし、リモートでも対応できたし、穴も開けてない。
息子たちも元気なままだ。
５kg減を達成したファスティングも、前回のファスティング直後の体重に戻っただけ。

何も起きてないけど、最近、少し飛ばし過ぎていたところもあったので、リセットする良い機会だったと思うことにした。そんな週があっても良い。

来週からは、またアクティブに動きたい。