タイで新生活を始めたばかりの方や、長年暮らしている方にとって、日々の生活の中で避けて通れない悩みのひとつに「知らない電話番号からの着信」があります。
スマホの画面に見慣れないタイの電話番号が表示されるたびに、
「出ても大丈夫?」
「もしかして迷惑電話や詐欺電話?」
と、受話ボタンを押すのをためらった経験がある方は決して少なくないはずです。
今回は、現在のタイ生活において「必須の防犯アイテム」とも言える迷惑電話対策アプリ「Whoscall」について、使い方や設定方法を分かりやすく解説します。
日常で必要な「生活の電話」と「迷惑電話」を見分ける難しさ

タイで暮らす上で特に厄介なのは、「知らない番号からの着信がすべて悪質とは限らない」というところ。
むしろ、日常生活を円滑に送るためには、知らない番号からの電話に出なければならない場面がたくさん存在します。
例えば、タイでは生活に欠かせないインフラとなっているGrabなどのデリバリーサービスを利用した際、配達員から「今コンドミニアムの前に到着しました」「道に迷ったので場所を教えてほしい」といった確認の電話が頻繁にかかってきます。
また、LazadaやShopeeといったネットショッピングで購入した荷物が自宅に届く際にも、配送業者からの事前連絡が出荷のたびに送られてくるのが一般的です。
もし「詐欺電話かもしれないから」という理由だけで、見知らぬ番号からの着信をすべて無視してしまえば、せっかく注文した温かい料理がいつまでも受け取れなかったり、大切な荷物が不在扱いとなって持ち帰られてしまったりする大きな不便が生じてしまいます。
タイでの生活を快適かつ安全に送るためには、「必要な生活の電話」と「危険な迷惑電話・詐欺電話」を、着信が鳴ったそのときに見分ける仕組みが必要不可欠!
そして、それを簡単かつ無料で実現してくれる救世主こそが、今回ご紹介するアプリ「Whoscall」です。
迷惑電話対策の決定版「Whoscall」の仕組み
Whoscallは、かかってきた電話番号が誰のものかをスマホの画面上で瞬時に識別して教えてくれる非常に便利なアプリです。
Whoscallは、世界中から集められた膨大なデータベースを活用しているから強力な識別能力を持っています。
データベースには、公的に公開されている企業や店舗の電話番号だけでなく、世界中のWhoscallユーザーからリアルタイムで寄せられた「この番号はGrabのドライバーだった」「この番号は銀行を騙る詐欺電話だった」という報告が常に反映されています。
スマホに着信があった際に、Whoscallでは膨大なデータベースから該当する情報をインターネット経由で一瞬にして検索します。
そして、「これはLazadaの配達員です」「これは迷惑電話の可能性が高いです」といった情報を、着信画面にラベルとして表示してくれます。
世界中で数千万人のユーザーが利用し、お互いに情報を共有し合っているため情報の鮮度が高く、タイ国内での普及率も非常に高いため、タイで生活する日本人にとっても欠かせないお守りアプリとなっています。

Whoscallのインストールから初期設定までの全手順
それでは、実際にスマホへWhoscallを導入する手順を解説していきます。
iPhone(iOS)でもAndroidでも、どちらの機種でも基本的な機能は無料で利用を開始することができます!
ステップ1:アプリのストアからダウンロード

iPhoneをご利用の方は「App Store」、Androidをご利用の方は「Google Play ストア」を開きます。
検索窓に「Whoscall」と入力して検索。
緑色の背景に受話器と目がデザインされたアイコンが表示されたら、「入手」または「インストール」をタップしてスマートフォンにダウンロード。
ステップ2:アプリの起動と利用規約への同意

ダウンロードが完了したら、スマートフォンの画面上に新しく作成されたWhoscallのアイコンをタップしてアプリを起動。
最初に利用規約とプライバシーポリシーに関する内容を確認して画面の指示に従い「同意して進む」や「OK」を選択して先に進みます。
ステップ3:スマートフォンの設定変更(権限の許可)
アプリが着信を監視して相手を特定するためには、スマホ本体の設定を変更する必要があります。
これを専門用語で「権限の許可」と呼び、 新しく入れたアプリがスマホの特定の機能(今回の場合は電話の発着信情報や連絡先など)にアクセスすることを、使用者が許可するための手続きのこととなります。
チュートリアルに従ってスマートフォンの設定画面を開き、Whoscallが着信を識別できるように設定を「オン」に切り替えてください。
ステップ4:プッシュ通知の設定

初期設定の途中で、「プッシュ通知」の送信を許可するかどうかを尋ねられる画面が表示されます。
こちらも「次へ」や「許可」を選択して進みましょう。
プッシュ通知を許可しておくことで、最新の防犯情報を逃さず受け取ることができます。
ステップ5:プレミアム版(有料版)の案内画面をスキップ

設定を進めていくと、月額や年額で利用できる「プレミアム版」へのアップグレードを促す画面が表示されます。
プレミアム版にアップグレードすることで、より便利で強力な機能を使えるようにまりますが、お金をかけずに無料で使いたい場合は、画面の隅にある「スキップ」や「×」のボタンを選択することで無料のまま使い続けることもOK!
今回はひとまず無料で利用を開始するため、「スキップ」を選択して先に進みましょう。
ステップ6:メイン画面でのデータ更新(最も重要なステップ!)

スキップを選択すると、アプリのメイン画面(ホーム画面)へと移動します。
ここで、無料版を利用する上で最も重要となる作業を行います。
画面中央に大きく表示されている「データを更新する」というボタンをタップしてください。
この「データの更新」とは、データベースの最新版をスマホ内に一時的にダウンロードする作業のことです。
毎日新しい迷惑電話や詐欺の番号が犯罪グループによって次々と作られているため、この名簿を最新の状態にしておかなければ、新しい詐欺電話を見抜くことができなくなってしまいます。
数秒から数十秒で更新は完了し、「更新完了」の表示が出れば無事にすべての初期設定は完了!
無料版を使用する場合は、数日に一度、あるいは週に一度程度、アプリを自分で開いて手動でこのデータを定期的に更新する習慣をつけておくと安心!

実際に使って実感したWhoscallの劇的な効果とメリット
初期設定とデータの更新が終わったら、あとは普段通りにスマートフォンを使って生活するだけ。
毎日必ず起動しなくちゃいけない、といった特別な操作を毎日行う必要はなし!
アプリを導入した後に知らない番号から電話がかかってくると、今まではただ電話番号が並んでいただけだった着信画面や着信履歴の電話番号表記の下にに、「Lazada Delivery」「Grab Driver」、あるいは「迷惑電話の可能性あり」といった文字が英語やタイ語で表示されるようになりました!!
筆者はタイ語は全然読めないので、サブ端末で翻訳アプリを駆使して読み解いています笑
筆者自身も知らない番号から電話が来ても、「荷物が今届いたんだな」と分かるようになりました!
(大抵は業務中なので電話に出ることができないのですが、、、)
逆に、「不審な着信」などと画面に表示された場合は、迷わずスルーできるようになりました。
誰か分からない電話番号に出るときの「出るべき?どうしよう、、、」の葛藤から解放されてちょっとストレス軽減!!

無料版とプレミアム版(有料版)はどちらを選ぶべき?

Whoscallには無料で使える通常版と有料のプレミアム版が用意されています。
どちらを利用するべきか迷うこともありますよね。
無料版でも、着信があった際に相手が誰なのかを識別する基本的な機能は十分に作動します。
無料版だからといって検索できるデータベースに差異があることも特にはありません。
そのため、「できるだけ毎月の出費を抑えたい」「まずは効果を試してみたい」という方は、無料版のままで全く問題ありません。
有料のプレミアム版に加入した場合は、以下のような非常に強力なメリットが得られるようです。
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データベースの自動更新
無料版では手動で対応しなくてはいけないデータの更新をアプリがスマホの裏側で自動的に更新してくれる!
これにより、更新を忘れて古い情報のまま放置してしまうリスクを完全に防ぐことができます。 -
広告の非表示
アプリ内に表示される広告がなくなり、画面がスッキリ! -
迷惑電話の自動ブロック機能
過去のデータから明らかに危険だと分かっている電話番号からの着信を、スマホ側で着信音を鳴らさずに自動で着信拒否!
こまめにアプリを手動更新する時間がない方やそもそも手動更新が面倒に思う方、より万全なセキュリティ体制を整えたい方は、プレミアム版への課金を検討してみる価値は十分にあります。
まずは無料版で試してみて必要性を感じたらアップグレードするのがおすすめ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、タイでの生活を安心・快適にするための必須スマートフォンアプリ「Whoscall」の具体的な使い方について詳しく解説しました。
言葉の壁や文化の違いもある海外生活において、知らない電話番号からの着信に対応するのは誰しも緊張するものですよね。
しかし、こういったアプリやツールを上手に生活に取り入れることで、多くのトラブルや不要な不安を未然に防ぐことができます。
Whoscallは基本的な機能を無料で利用できるため、まだお使いのスマホに入れていない!という方は、ぜひこの機会にインストールして、日々のタイ生活に大きな安心をプラスしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
