【セキュリティ対策】LINE WORKSのご紹介

【セキュリティ対策】LINE WORKSのご紹介

皆さんはLINEをご利用されておりますでしょうか?LINEの利用率は、日本では90%を超え、タイでも80%を超えております。タイでは仕事でLINEを使うことも珍しくありません。それほど生活や仕事に浸透しています。ただ、弊社のお客様から、「実は、お客様とのコミュニケーションにLINEを使いたくない」「お客様、得にタイ人のスタッフ・お客様からLINEを求められるので、目を瞑っている」などのお声を耳にします。そこで今回は、LINEはLINEでもビジネス用のLINE、LINE WORKSについてご紹介いたします。

1.LINE WORKSとは?

弊社でも導入しておりますLINEWORKSとは、LINEのようにチャット機能と通話機能を持ちつつ、カレンダー機能やアドレス帳機能、メール機能などがついたグループウェアです。LINEと連携できる唯一のビジネス用チャットツールでもあり、LINEの使いやすさはそのままに、セキュリティを高めることができ、2017年の導入後、既に35万社で導入されています。

 

弊社でLINE WORKSを導入した背景も、まさにセキュリティが理由です。導入以前はLINEで運用しておりましたが、一部スタッフのLINEが乗っ取られ、セキュリティ対策のため切替えた背景があります。切替後、乗っ取り被害はございません。

2.LINEとLINE WORKSの違い

LINEとLINE WORKSの根本的な違いは、LINEは消費者向けアプリであるのに対して、LINE WORKSは企業向けアプリとなっており、アプリでできることやセキュリティが全くことなります。

 

・高いセキュリティ

LINE WORKSでのすべての通信は暗号化されているため安全に通信可能です。システムは24時間365日、セキュリティ専門のスタッフが監視しています。また、データセンターは日本国内に設置されております。

・グループ内で既読者がわかる

グループ内で何かを周知した時、普通のLINEでは既読の人数だけがわかります。しかしLINE WORKSでは、既読者と未読者がわかり、未読者のみに再度周知をすることも可能です。

・掲示板(情報共有機能)

トークは新しい情報がどんどん流れていくため、いつでも見返したい社内資料や規約、進捗管理などの情報は見逃される可能性もあり、そのような情報を共有するのには向いておりません。それに対して掲示板は、直ぐに確認できる場所に情報を載せておくことができるので、常に参照したい情報の共有に向いております。また、管理者は閲覧・編集の権限を設定でき、特定の範囲に情報を共有することも可能です。

・カレンダー機能

社内のスタッフの予定を確認でき、会議に招待する時には、他スタッフの空き時間の検索なども可能です。また、会議に必要な会議室や社内備品なども、LINE WORKS上で予約管理することができます。

・アドレス帳機能

アドレス帳で組織ごとのスタッフを一覧で確認ができます。また、アドレス帳からトークや電話、メール、予定への招待などを簡単に行うことができます。

・料金

3.LINEとLINE WORKSの連携方法

以下の手順でLINE WORKSとLINEを連携ができます。

1.LINE WORKSのアカウントのシステム管理者から、LINE WORKSユーザーに連携許可を与える

2.LINE WORKSユーザーからLINEユーザーに、友だちとして追加してもらうためのQRコードやトークID、招待用リンクを送付する

3.受け取ったLINEユーザーが、LINEアプリで友だち登録を行う

※LINE WORKSのQRコードやトークID、招待用リンクは、SMSやメールで送付することが可能です

 

LINEWORKS ⇔ LINE

4.Wizberryと合わせてセキュリティ対策を!

弊社では、端末からの情報漏洩対策として、Wizberry(IBM社製EMMソリューションのタイ国内におけるOEM製品)をご提供しております。

そのWizberryでは、遠隔での端末ロック・データ削除や、コンテナ化(※1)という機能により、セキュリティレベルを上げることができます。

しかし、LINE上で、ある範囲外の方との連絡を制限する、といったことはできません。また、プライベートのアプリであるLINEには、友人や家族などプライベートで会う人たちも当然ながら登録されており、そのようなプライベートなアプリまで企業側が管理するのは現実的ではありません。さらに、LINEを業務に使うことを禁じても、お客様から求められることもあり、冒頭の話のように、結局はグレーな状態になってしまいます。

そこでLINE WOKRSを使用すれば、社内ではLINE WORKS間でコミュニケーションを取ることができ、LINEを使用するお客様とも連携させて、セキュリティを保ちつつ、円滑なコミュニケーションを取ることが可能になります。

 

 

※1コンテナ化

コンテナと呼ばれるアプリをインストールし、その中に業務で使用するアプリを格納します。そして、コンテナにログインするためのパスワードを、端末のロック解除とは別に設定をすることで、二重の保護をかけることができます。さらに、コンテナ内は暗号化され、コンテナ内のアプリから、コンテナ外のアプリ・端末へ情報を移すような操作(コピー&ペースト、ファイル転送、スクリーンショット)などを制限することもできます。それにより、同じ端末の中でも、業務で使用するアプリとプライベートで使用するアプリをすみ分けることができます。

 

このように、法人の教科書ではWizberry(EMMソリューション)やDeep Instinct(マルウェア対策ソフト)、その他アプリなど、セキュリティ向上にお役立ちできるサービスのご紹介をしております。

ぜひ、過去の記事もご一読くださいませ。

 

Tel: +66-(0)2-105-4568
ベリーモバイル・コーポレートサポートデスク
Email : th-corpsupport@a2network.jp

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