現在、弊社が運営する「CloudRoom」や「Wizberry」の公式サイトを閲覧の際は、
「Cookie利用の同意バナー」が表示されるようになっております。
タイでもPDPA
これは、タイのPDPA(個人情報保護法)施行に伴う措置の1つで、ウェブサイトを閲覧するユーザーに対し「個人情報の一部であるCookie利用の同意」を得る事が今後必須なため、導入を開始しております。
先の「タイのPDPA 1年再延期」でご紹介させて頂きました様に、
タイのPDPAは2022年6月1日より施行開始予定です。
そこで、今回は「Cookie利用の同意バナー」についてご紹介させて頂きます。
Cookieとは?
本件関連トピックと致しまして、Wizberryウェブサイト内のブログ
「WizberryでPDPA対策を!」と「タイのPDPAと Cookie規制への対応ポイント」でご紹介させて頂いておりますので、併せてご参照下さいませ。
Cookie(クッキー)とは、ウェブサイトを訪問したユーザー情報を、PCや携帯端末に保存するように要求する小さなデータで、Cookieの利用によってウェブサイトは個人の行動や嗜好をサーバ内に記憶可能です。
例えば、以前検索した商品の関連商品が表示されたり、好みの曲に関連したアーティスト情報がウェブサイトに表示される事は、Cookieから取得したデータを反映しております。
「Cookie利用の同意バナー」なぜ必要?
先日開催されました、クラスメソッド株式会社様とClassmethod(Thailand)Co., Ltd.様の共催Webセミナー「タイのPDPA(個人情報保護法)とCookie規制への対応ポイント」では、講師として登壇されたGVA Law Office (Thailand) Co., Ltd.様の藤江 大輔 弁護士より、下記説明がございました。
■ PDPA対策の注意事項
– タイのPDPAは、EUのGDPR(一般データ保護規則)をベースとしている– 日本法ではCookieは個人情報に該当せず、Cookieより収集された情報利用は不正利用に当たらない
– タイのPDPAでは、Cookieより収集された情報は、利用の明確な根拠の明示と閲覧者の同意が必要
以上の事から、各企業のウェブサイトでは、PDPA施行と共にウェブサイト閲覧者に対して、「Cookieに関する情報明示と利用同意の取得」が必要となります。
「Cookiebot」で利用同意を表示
「CloudRoom」や「Wizberry」公式サイトでは、Classmethod(Thailand)Co., Ltd.様の「Cookiebot」を導入して「Cookie利用の同意バナー」を表示しております。
「Cookiebot」は、タイ語、日本語を含む40以上の言語に対応しているため、スマーフォンやPCの端末設定言語に応じて表示されます。
尚、当「ベリーモバイル」公式サイトでも「Cookiebot」を導入いたしました。
「Cookie利用の同意バナー」が表示されておりましたら、お手数になりますが、内容をご確認のうえ、「OK」のタップ又はクリックをお願い致します。
最近「Cookie利用の同意バナー」は、多くのウェブサイトで見かけるようになりました。
これは、タイのPDPA対策だけでなく、タイがベースとしているEUのGDPR対策でもある事から各国で遵守対応が本格化している事が分かります。
「Cookieに関する情報明示と利用同意の取得」は、ウェブサイト作成・管理者にとっては必須対策となりますので、しっかりと対策をしていきましょう。
■ システム開発、Cookiebot:Classmethod(Thailand)Co., Ltd.
■ 法律事務所:GVA Law Office (Thailand) Co., Ltd.
<お問合せ先>
Tel: +66-(0)2-105-4568
ベリーモバイル・サポートデスク
th-corpsupport@a2network.jp