SIMカードのお話 – デュアルSIM / eSIM –

SIMカードのお話 – デュアルSIM / eSIM –

今回はデュアルSIM、eSIMについてご紹介します!

これらのSIMに関する言葉をしっかり押さえておきましょう!

デュアルSIM

「デュアルSIM」というのは、2つの携帯電話回線を1台のスマホで同時に扱う機能のことです。2つの携帯電話回線を1台のスマホに登録して、2つの電話番号を使い分けたり、データプランを選んで使ったりすることができます。

日本の大手3キャリアで販売されているスマホはシングルSIMが多いです。

海外で同じものが売っていた場合グローバル版となるためデュアルSIMが入るものがほとんどです。

大手3キャリアで販売されているものは日本仕様に変えていたりします。

最近では格安SIM業者が増えてきており、日本でもデュアルSIMのスマホを手に入れることが容易になってきました。

デュアルSIMですが、SImカードが2枚入ることをデュアルSIMと呼びます。

また、デュアルSIMにも種類が4種類ございます。下記のとおりです。

デュアルSIMシングルスタンバイ(DSSS)
スマホに2枚のSIMカードを挿入できますが、使用できるSIMカードはどちらか一方なので、同時に待ち受けすることはできません。
2枚のうち、使用するSIMカードをその都度、設定画面から手動で切り替える必要があります。

デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
2枚のSIMカードを同時に使うことはできませんが、同時に待ち受け状態にすることができるので、手動で切り替えることなく、どちらのSIMカードに着信があっても電話を受けることができます。
また、片方のSIMカードで通信を行っている最中にもう片方のSIMカードで電話の着信を受けることができます。
ただし、片方のSIMカードが通話中の場合、通話していない方のSIMカードで通信を行うことはできません。
DSDSでは片方は3Gで通信しなくてはなりませんでしたが、DSDVであれば、音声通話もデータ通信も4Gが使えます。

デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
DSDS同様に、2枚のSIMカードを同時に使うことはできませんが、同時に4Gで待ち受け状態にすることができます。
DSDSでは片方は3Gで通信しなくてはなりませんでしたが、DSDVであれば、音声通話もデータ通信も4Gが使えます。

デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)
2枚のSIMカードで同時に待ち受けることができ、片方のSIMカードで通話を行いながら、もう片方のSIMカードでデータ通信を行うことができます。

最近はeSIMも登場!

最近ではiPhoneもデュアルSIM対応ですが、iPhoneの場合eSIMが備わっています。
機種でいいますと、XR、XS、XS MAX以降の機種はすべて備わっています。

「eSIM(イーシム)」とは、Embedded SIM(組み込み型のSIM)を意味する言葉です。
通常のSIMカードは端末に挿入する必要があるのに対し、eSIMは端末内に組み込まれた部品であるため抜き差しすることはありません。通信事業者が提供するアプリや、通信事業者のウェブサイトから通信プランを契約することで、その場ですぐに通信プランを使えるようになります。

eSIMプランの価格は、地域やプランによって様々ですが、現地でプリペイドのSIMカードを購入するより少しだけ高いことが多いようです。しかし、空港や現地の店舗でプリペイドのSIMカードを購入する手間が省けるのは、大きなメリットです。
一点、気をつけておきたいのは、eSIMを使う場合にも「SIMロック」の対象になるということ。キャリアで購入したiPhoneの場合には、eSIMを利用する前にSIMロックを解除してもらう必要があります。

自分の使っているスマホのSIMスロットの情報はしっかり押さえておきましょう!

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